今回は、『北緯15度のデュオ』(1991年)という映画について紹介します。
フィリピンを訪れた二人の日本人が神風特別攻撃隊の出撃地となったマバラカットや各地の戦跡を巡る旅をするという内容の映画です。
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この記事の概要
北緯15度のデュオの作品情報
タイトル | 北緯15度のデュオ |
公開 | 1991年 |
監督 | 根本順善 |
作品紹介 | フィリピンで太平洋戦争の戦跡を巡るドキュメンタリータッチのドラマ。 |
北緯15度のデュオの動画配信情報
Amazon Prime Video |
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Hulu |
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Netflix |
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TSUTAYA TV |
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U-NEXT |
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(※配信情報は2020年8月時点のものです。)
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北緯15度のデュオの登場人物(キャスト)
川谷拓三(川谷拓三) | とある目的のためにフィリピンへとやって来た俳優。 |
老婦人(阿部寿美子) | 戦死した甥の墓参りのためにフィリピンへとやって来る。 |
北緯15度のデュオのストーリー(あらすじ)
俳優の川谷拓三はフィリピンのマニラ国際空港で日本から来た老婦人に声を掛けられる。
拓三はクラークで戦死した甥の墓参りのためにやって来たというその老婦人の旅に付き合わされることになる。
コレヒドール島、マバラカット、クラーク基地などを訪れ、拓三や老婦人がフィリピンにやって来た本当の目的が明らかになっていく。
その後も2人はセブ島、レイテ島の戦跡を辿る旅を続ける…。
北緯15度のデュオの見どころ・解説
ここからは少しネタバレになります。
フィリピンの戦跡巡りの旅
この映画はフィリピンにやって来た拓三と老婦人の二人が太平洋戦争の戦跡巡りの旅をするという内容です。映画では以下のような場所が登場しました。
- コレヒドール島
- クラーク基地
- マバラカット
- リンガエン湾
- セブ観音
- カンギポット山
- カリラヤの日本政府慰霊庭園
当時のモノクロの記録映像を挿入しながらこれらの場所を二人で訪れ当時の戦争の事実を知り思いを巡らせます。
この中でもメインとなって描かれているのはマバラカットという場所です。
フィリピンから始まった神風特別攻撃隊
フィリピン・マバラカットは、1944年10月21日、旧日本軍の神風特別攻撃隊が初めて出撃した地です。
拓三がフィリピンにやって来た目的はここマバラカットにある201航空隊の宿舎を訪れることでした。ここで拓三は1枚の特攻隊員の写真を取り出し売れない役者時代に生きる支えとなっていたことを老婦人に打ち明けるのでした。
その後、老婦人もマバラカットからほど近いクラーク基地内を訪れ目的であった墓参を果たします。
おわりに
この映画の評価 |
以上、今回は、『北緯15度のデュオ』という映画についての紹介でした。
戦争や特攻隊という重いテーマを扱っていますがそんなに身構えて見るような作品ではありません。
映画というよりはテレビの2時間ドラマのようでちょっと軽すぎるという印象も受けましたが、こういうところから興味を持つというのもいいのではないでしょうか。
コロナ禍の現在、海外旅行自体が難しくなってしまいましたが、映画の中で出てきた場所は日本人として一度は訪れてみたいと感じさせられました。
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