台北にある国史館(旧台湾総督府交通局逓信部)について紹介します。
日本統治時代の1925年に竣工の台北市指定古跡です。
この記事の概要
国史館(旧台湾総督府交通局逓信部)の見どころと感想
国史館(旧台湾総督府交通局逓信部)はどんなところ?
国史館は、台北市中正区長沙街に位置する歴史的建造物で、台北市指定古跡にも登録されています。この建物は、森山松之助による設計で、1925年に台湾総督府交通局逓信部として建設されました。
戦後は中華民国の交通部などとして利用され、2006年に国史館となりました。現在は総統副総統文物館として、歴代の総統・副総統に関する展示が行われています。
国史館(旧台湾総督府交通局逓信部)へのアクセス(行き方)
MRT板南線・松山新店線西門駅、3番出口から徒歩約5分。
MRT松山新店線小南門駅、3番出口から徒歩約8分。
見どころ・感想
12本のイオニア式の列柱が並ぶファサードは官庁建築としての威厳を感じさせます。
館内中央の階段も重厚な雰囲気です。
こちらは、総統副総統文物展で展示されていた、故李登輝総統に送られた木彫りの熊と象。
故李登輝総統に関する展示は多くありました。
李登輝氏の私物も多く展示されています。
台湾の選挙や民主化の歴史などを紹介する展示コーナーもありました。
日本時代の選挙に関する展示もありました。
展示物の解説は中国語と英語のみですが、台湾の歴史や、李登輝氏に関心のある人には興味深い内容だと思います。
国史館(旧台湾総督府交通局逓信部)の基本情報
国史館(旧台湾総督府交通局逓信部)の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 台北市中正区長沙街1段2号 |
電話 | +886223161000 |
営業時間 | 9:30~16:30 |
休み | 土・日 |
HP | https://www.drnh.gov.tw/ |
おわりに
以上、台北・国史館(旧台湾総督府交通局逓信部)についての紹介でした。
台北へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。