台湾・嘉義にある獄政博物館(嘉義旧監獄)について紹介します。
日本統治時代の1922年に完成した刑務所で、現在は博物館として公開されています。
この記事の概要
獄政博物館(嘉義旧監獄)の見どころと感想
獄政博物館(嘉義旧監獄)はどんなところ?
獄政博物館(嘉義旧監獄)は、日本統治時代の1922年に完成した刑務所で、1994年まで使用されていました。2011年に当時からの建物を修復し博物館として公開され、監獄の歴史や受刑者の生活の様子が紹介されています。
獄政博物館は、日本統治時代の刑務所の施設群が全体として残っている貴重な場所で、2005年には国定古蹟に指定されています。
獄政博物館(嘉義旧監獄)へのアクセス(行き方)
嘉義駅(台湾鉄道)から徒歩約30分。
北門駅から徒歩約10分。
見どころ・感想
こちらが獄政博物館(嘉義旧監獄)の入口です。
門をくぐって敷地内に入るとこのような感じになっています。
行政辨公室という建物では、所長室などが公開され、監獄の歴史を紹介する展示が行われています。
こちらは中央監視台です。
パノプティコンと呼ばれる構造になっているのが特徴的で、3つの放射状に広がる囚人房をここから一望監視することができます。
この地域はかつて阿里山で伐採された檜の集積地であったことから、建物の天井や柱、壁などに檜が多く用いられているのも特徴と言えます。
こちらは囚人房です。
囚人房は看守が上からも監視できるようになっています。
こちらは病舎の診察室です。
こちらは受刑者が作業にあたっていた工場です。
現在は展示スペースになっています。
こちらは面会室です。ここは刑務所内でありながらもレトロな可愛らしい雰囲気です。
獄政博物館(嘉義旧監獄)の基本情報
獄政博物館(嘉義旧監獄)の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 嘉義市維新路140号 |
電話 | +88652789242 |
営業時間 | 9:30~12:00 13:30~16:00 |
休み | 月曜日 |
入場料 | 無料 |
公式HP | https://cyop.mjac.moj.gov.tw/ |
おわりに
以上、獄政博物館(嘉義旧監獄)についての紹介でした。
嘉義へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。