ホーチミン・タンソンニャット国際空港(SGN)は、ベトナム最大の空港であり、夜間を含めて多くの国際線が発着します。
特に日本・韓国方面のフライトが深夜帯に集中することから、時間に余裕を持った行動が求められます。
この記事では、実際に深夜便を利用した際の失敗談を元に、深夜便利用時の注意点をわかりやすく解説します。
ホーチミン空港は深夜帯といえど混雑する

ホーチミン空港は、国際線ターミナルに多数の便が集中しているため、深夜便でも混雑が発生しやすい空港です。深夜帯は特に、日本・韓国方面への出発便が集中し、東京、大阪、福岡、名古屋、ソウル、釜山などに複数の便が発着しています。
そのため、比較的遅い時間帯であっても出国審査や保安検査の列が長くなることも珍しくない、ということを頭に入れておく必要があります。
今回の失敗事例の紹介

以下、先日、実際に経験した、深夜便利用での失敗談をまとめました。
渋滞で空港到着が遅れた
滞在していたホテル付近で予期せぬ交通渋滞が発生し、空港へ到着する予定時間より約30分遅れてしまいました。当初はフライトの3時間30分前に到着する計画でしたが、実際には3時間前の到着となり、その後の予定が若干狂ってしまいました。
ホーチミン市内は交通渋滞が発生しやすく、特に夕方~夜の移動は予想以上に時間がかかることが少なくありません。深夜便だからといって渋滞が避けられるわけではないため、余裕を持ったスケジュールが重要です。
出国審査で大幅なタイムロス
今回の最大の失敗は、出国審査で予想以上に時間がかかってしまったことです。
時間を図っていましたが、他の列はみな15分~20分ほどで抜けていくところ、今回私が並んだ列の審査官だけ処理が非常に遅く、結果としてほぼ1時間近くかかってしまいました。さらにその後の保安検査でも約30分待ちだったため、制限エリア内に到達するまでに合計で約1時間30分もかかった計算になります。
これは審査官の処理速度やそのときの混雑状況による部分が大きく、事前に完全に避けることは難しいですが、対策としては以下が有効です。
ホーチミン空港は出国審査で長い待ち時間が発生する場合があり、時間に余裕を持って行動することが重要です。
ラウンジが満席で利用できず
出国審査後、プライオリティパスで利用できるラウンジへ向かいましたが、2か所とも満席で利用できませんでした。21~22時前後の時間帯は、特に日本人・韓国人旅行者を含め多くの乗客が同じ時間帯に利用するため、混雑しやすい傾向にあります。
あらかじめこのことは分かっていたので、早めに来たつもりでしたが、空港までの渋滞と出国審査で遅れてしまいました。もちろん少し待っていれば、早めの時間帯の便の人から徐々に抜けていくので、入れたとは思いますが、滞在できるも時間も少なくなるので今回は諦めて利用しませんでした。
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おわりに
以上、今回は、ホーチミン空港深夜便を利用する際の注意点についての解説でした。
深夜便に限らず、ホーチミン空港の国際線利用は時間に余裕を持つことが非常に重要です。深夜便は「空いているだろう」と感じがちですが、実際は日本・韓国行きの便が多く混雑する時間帯でもあります。
空港へは最低でも3時間前には到着するようにしておきたいところです。また、ラウンジ利用を考えている場合は、4時間前ぐらいに到着しておいても早すぎることはないと思います。