今回は、『ホームレス ある家族の選択』(2022年)という韓国映画について紹介します。
韓国における若者の貧困と住居問題に焦点を当てた作品です。
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この記事の概要
ホームレス ある家族の選択の作品情報
タイトル | ホームレス ある家族の選択 |
公開 | 2022年 |
監督 | イム・スンヒョン |
作品紹介 | 韓国における若者の貧困や住居問題に焦点を当てた作品。 |
ホームレス ある家族の選択の動画配信情報
Amazon Prime Video |
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Hulu |
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Netflix |
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dTV |
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(※配信情報は2023年5月時点のものです。)
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ホームレス ある家族の選択の登場人物(キャスト)
ハンギョル(ジョン・ポンソ) | バイクで配達の仕事を行う。 |
コウン(パク・ジョンヨン) | 幼い子供を抱えながらチラシ配りのバイトを行う。 |
ホームレス ある家族の選択のストーリー(あらすじ)
引っ越しを控えた若い夫婦のハンギョルとコウン。
新生活を前に気持ちを高ぶらせていた2人だが、保証金詐欺に遭い、行く当てを無くしてしまう。
絶望的な状況のなか、ハンギョルはコウンを連れて、ある家に向かう…。
ホームレス ある家族の選択のネタバレと感想
ここからは少しネタバレになります。
韓国の貧困と住居問題
今や平均年収は日本よりも上という韓国ですが、貧困や住居問題は深刻な社会問題となっています。特に、単身世帯や老人世帯は相対的貧困率が高く、生活保護や社会保障制度も不十分だと言います。また、住宅価格の高騰や住宅供給不足により、多くの人々が半地下や屋根部屋などの劣悪な住環境に追い込まれています。
映画はこのような問題を背景に、保険金詐欺に遭いホームレスになった若い夫婦の姿を描きます。温厚な性格の2人が余裕を失い、壊れていく様子は見ていて痛々しいものがあります。
『パラサイト』との比較
韓国の貧困と住居問題という社会問題をテーマにした映画と言えば、アカデミー賞等の国際映画祭で数々の賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』を思い浮かべる人も多いかもしれません。この映画は、ユーモア溢れる切り口で韓国の格差社会を炙り出し、極上のエンターテイメントに仕上げた作品です。多くの人が観やすく面白いと思える作品に仕上げたその脚本と演出がとにかく素晴らしく、監督のセンスの良さが光ります。
一方、『ホームレス ある家族の選択』は、一度貧困のスパイラルに嵌るとなかなか抜け出せないという描写はリアルでしたが、貧困の背景や社会的な問題については深く触れられません。表現手法についても、少しサスペンス要素を取り入れてはいるもののやや単調な印象です。
そう考えると、同じ社会問題を描きながらあれだけのエンターテインメントに昇華させている『パラサイト』はやっぱりすごいなと思いました。とは言え、『ホームレス』も貧困層の人々がどのような困難に直面しているかを赤裸々に描き出しているという点で興味深い作品だと思います。
おわりに
この映画の評価 |
以上、今回は、『ホームレス ある家族の選択』という韓国映画についての紹介でした。
韓国社会が抱える貧困と住居問題という大きなテーマを扱っている分、物足りなさもありますが、登場人物の感情や心理描写は丁寧に描かれており、人間ドラマとしては楽しめました。
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