今回は、東京都千代田区の帝国ホテル東京について紹介します。
1890年創業の日本の迎賓館です。
この記事の概要
帝国ホテル東京の紹介
チェックイン時間 14:00~
外観・ロビーの紹介
こちらが帝国ホテル東京の外観になります。

ロビーは格式ある雰囲気です。

部屋の紹介
こちらが今回宿泊したタワー館スタンダードツインの部屋になります。

現在のタワー館は、1983年に開業した31階建ての高層棟ですが、ホテルの建て替え計画に伴い取り壊しが予定されています。2030年に新タワー館が完成予定です。
部屋の広さは30㎡と十分で、大きな窓もあるので開放感がありました。

今回泊まった23階の部屋からの眺めです。新橋方面を見渡すことが出来ました。

日比谷公園にある市政会館も見えました。

夜景も綺麗でした。

ベッドは110cm幅のシングルベッドが2台です。

枕元にはコンセントや照明、エアコンの操作が可能なタブレットなどがあります。

ベッドの向かいテレビやデスクがあります。

壁にはフランク・ロイド・ライトが手掛けた旧本館の装飾図案をもとにした複製図が飾られています。

テレビは少し小さ目でした。

無料のミネラルウォーター、コーヒーマシン(カプセル6個)、電子ケトル。

冷蔵庫の中はミニバーになっています。

アルコール類はこちらにもあります。

こちらは、コーヒー、紅茶、お茶、カップ、スプーンなど。

グラス。

デスクはちょうどいいサイズ感でした。

デスク上のタブレットではホテル案内の確認やルームサービスのオーダーなどが出来ます。

USBの充電ポートも1箇所ありました。

デスク横に荷物置きがあります。

ベッド横には空気清浄機もあります。

ドアの方はこのような感じになっています。

部屋に入ってすぐの場所にクローゼットがあります。

セキュリティボックスと荷物置き。

靴ベラやブラシなど。

スリッパ。

パジャマは上下セパレートタイプです。

トイレ・バスルーム
トイレ・バスルームになります。

ここにもライト館の設計図を基にした複製が飾られています。

バスルーム内には掛け時計もありました。

洗面台の前には椅子もあります。

アメニティは、歯ブラシセット、カミソリ、ヘアブラシ、綿棒、シャワーキャップ、ヴァニティキット、ボディタオル、シャンプー、トリートメント、ボディウォッシュ、ボディクリーム、入浴剤がありました。

ホテルオリジナルの固形石鹸。

ハンドタオル。

小さ目のハンドタオルとコップ、ティッシュ。

ドライヤー。

バスローブ。

体重計。

バスルームは洗い場付きでゆったりした作りになっています。こちらにも椅子があります。

バスタブも大き目です。

シャワーはハンドシャワーに加えてレインシャワーも備わっています。

バスタオル。
固形石鹸やシャンプーなどはこちらにも置いてありました。
ホテル内設備・施設の紹介
こちらは本館1階ロビーのフラワーアレンジメントです。季節に合わせて花が入れ替わります。人気の写真撮影スポットになっているようでした。

ロビーには旧ライト館で実際に使用されていた椅子と机が展示されています。

ライト館の大谷石レリーフの復元展示もありました。

現在の建物はライトが手掛けたものではありませんが、館内にはライトを思わせる意匠が散りばめられており、伝統を大切にしていることが伝わってきました。

本館2階には小さな展示コーナーがありホテルの歴史が紹介されています。

こちらは帝国ホテル初代本館の模型です。

帝国ホテル初代会長である渋沢栄一の言葉なども紹介されています。

渋沢栄一ゆかりのホテルということで、本館1階にあるレストラン・パークサイドダイナーの前には、コルクアート肖像画も展示されていました。

ホテル敷地内には銅像も設置されています。

-
-
渋沢栄一像・大倉喜八郎像・犬丸徹三像の見どころ・感想・基本情報※帝国ホテルの歴史を支えた人物たち
帝国ホテル東京の敷地内にある渋沢栄一像・大倉喜八郎像・犬丸徹三像について紹介します。 ホテルの歴史を訪れる人に伝えていま ...
ホテルは本館とタワー館から成りけっこう広いです。こちらはその連絡通路です。

こちらは今回泊まったタワー館の入り口になります。

エレベーターホールです。

タワー館20階にはプールとサウナがあり、宿泊者は無料で利用できます。

公式サイトにはプール・サウナとしか書いてありませんが、同じ場所に大浴場(水風呂あり)もありました。正確には大浴場というよりサウナ施設内の浴室という扱いだと思うので、それほど大きくはありませんが(洗い場4箇所+シャワー1箇所)、利用者はほとんどおらず快適でした。
フィットネスジムは本館8階にあります。

本館地下1階には帝国ホテルアーケードというショッピングアーケードがあります。

帝国ホテルアーケードは1923年に日本初のアーケードとして開設され、日本の商業施設文化の先駆けとなった存在です。
帝国ホテル東京の朝食の紹介
朝食は、ルームサービスやホテルショップを含む7つの会場から自由に選べます。今回は、その中でもバイキング発祥のレストランとして知られるインペリアルバイキングサールでいただくことにしました。

帝国ホテルは1958年、日本で初めてのビュッフェレストラン・インペリアルバイキングを開業しました。北欧の伝統料理・スモーガスボードをヒントに、「好きなものを好きなだけ食べる」スタイルを提案。以来、バイキングは食べ放題を意味する代名詞として定着しました。
店内は広々と豪華な雰囲気です。

このような感じで盛り付けてきました。

洋食がメインですが和食もあります。

帝国ホテル東京の基本情報と立地の紹介
基本情報
ホテル名 | 帝国ホテル東京 |
住所 | 〒100-8558 東京都千代田区内幸町1-1-1 |
TEL | 03-3504-1111 |
チェックイン時間 | 14:00(最終24:00) |
チェックアウト時間 | 12:00 |
ロケーション情報
以下、帝国ホテル東京の場所の地図になります。
ホテルへは以下の駅よりアクセス可能です。
- 東京メトロ日比谷線・千代田線、都営地下鉄三田線日比谷駅A13出口より徒歩約3分
- JR山手線・京浜東北線、東京メトロ有楽町線有楽町駅より徒歩約7分
- JR山手線・京浜東北線・横須賀線、東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線新橋駅より徒歩約10分
- 都営地下鉄三田線内幸町駅A5出口より徒歩約3分
ホテルがあるのは日比谷公園の目の前で、各駅からのアクセスも良好です。

銀座へも歩いて10分程の距離なので買い物や食事にも便利な立地と言えます。

まとめ
以上、帝国ホテル東京についての紹介でした。
正直、ホテル設備については、もっと豪華なホテルはほかにもいろいろあると思います。しかし、このホテルの真価は唯一無二のおもてなしにあると感じました。スタッフの方々は驚くほど親切ですが、適度な距離感と品格を保ちながら温かく迎えてくれます。そこで感じたのは、ほかのどんな高級ホテルとも違う独自の空気でした。
その対応を通して「帝国ホテルのおもてなしとはこういうものなのか」ということを肌で実感でき、自分の中で新たな基準が出来たという気がします。その意味においても今回の滞在はとてもいい経験になりました。