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帝国ホテル東京の宿泊レビュー※1890年創業の日本の迎賓館【唯一無二のおもてなし】

今回は、東京都千代田区の帝国ホテル東京について紹介します。

1890年創業の日本の迎賓館です。

帝国ホテル東京の紹介

チェックイン時間 14:00~

外観・ロビーの紹介

こちらが帝国ホテル東京の外観になります。

帝国ホテル東京 宿泊レビュー

帝国ホテルについて

帝国ホテルは1890年に開業した日本初の本格的国際ホテルです。近代国家を目指す明治政府の要請により設立され、日本を代表する迎賓館としての役割を担ってきました。1923年には建築家フランク・ロイド・ライト設計の二代目本館(ライト館)が完成し、独創的な意匠で名を残しました。以来、国内外の要人を迎え、日本の近代史とともに歩んできた名門ホテルです。

ロビーは格式ある雰囲気です。

帝国ホテル東京 宿泊レビュー

外からホテルを眺めていたときは、どこか威圧的なイメージを勝手に抱いていましたが、実際に訪れてみるとスタッフの方々は驚くほどやさしく接してくれました。キャリーケースを引いて正面玄関に向かうと、すぐにドアマンが飛んで来て荷物を運ぶのを手伝ってくれました。チェックイン時の説明は過不足なく丁寧で、部屋まで荷物を運んでくれたベルボーイも爽やかでとても好印象です。どのスタッフも心配りが行き届いていて、館内はやさしさに包まれた心地よい空間に感じられました。

部屋の紹介

こちらが今回宿泊したタワー館スタンダードツインの部屋になります。

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現在のタワー館は、1983年に開業した31階建ての高層棟ですが、ホテルの建て替え計画に伴い取り壊しが予定されています。2030年に新タワー館が完成予定です。

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部屋の広さは30㎡と十分で、大きな窓もあるので開放感がありました。

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今回泊まった23階の部屋からの眺めです。新橋方面を見渡すことが出来ました。

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日比谷公園にある市政会館も見えました。

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夜景も綺麗でした。

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ベッドは110cm幅のシングルベッドが2台です。

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枕元にはコンセントや照明、エアコンの操作が可能なタブレットなどがあります。

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ベッドの向かいテレビやデスクがあります。

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壁にはフランク・ロイド・ライトが手掛けた旧本館の装飾図案をもとにした複製図が飾られています。

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テレビは少し小さ目でした。

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無料のミネラルウォーター、コーヒーマシン(カプセル6個)、電子ケトル。

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冷蔵庫の中はミニバーになっています。

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アルコール類はこちらにもあります。

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こちらは、コーヒー、紅茶、お茶、カップ、スプーンなど。

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グラス。

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デスクはちょうどいいサイズ感でした。

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デスク上のタブレットではホテル案内の確認やルームサービスのオーダーなどが出来ます。

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USBの充電ポートも1箇所ありました。

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デスク横に荷物置きがあります。

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ベッド横には空気清浄機もあります。

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ドアの方はこのような感じになっています。

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部屋に入ってすぐの場所にクローゼットがあります。

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セキュリティボックスと荷物置き。

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靴ベラやブラシなど。

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スリッパ。

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パジャマは上下セパレートタイプです。

帝国ホテル東京 宿泊レビュー パジャマ 部屋着

部屋の設備・備品は、派手さはありませんがすべてが上質で快適に滞在することが出来ました。寝具類の質も高くぐっすり眠れました。

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トイレ・バスルーム

トイレ・バスルームになります。

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ここにもライト館の設計図を基にした複製が飾られています。

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バスルーム内には掛け時計もありました。

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洗面台の前には椅子もあります。

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アメニティは、歯ブラシセット、カミソリ、ヘアブラシ、綿棒、シャワーキャップ、ヴァニティキット、ボディタオル、シャンプー、トリートメント、ボディウォッシュ、ボディクリーム、入浴剤がありました。

帝国ホテル東京 宿泊レビュー アメニティ

ホテルオリジナルの固形石鹸。

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ハンドタオル。

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小さ目のハンドタオルとコップ、ティッシュ。

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ドライヤー。

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バスローブ。

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体重計。

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バスルームは洗い場付きでゆったりした作りになっています。こちらにも椅子があります。

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バスタブも大き目です。

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シャワーはハンドシャワーに加えてレインシャワーも備わっています。

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バスタオル。

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固形石鹸やシャンプーなどはこちらにも置いてありました。

帝国ホテル東京 宿泊レビュー

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水回りはゆとりのある設計で使いやすかったです。アメニティ類は数も多いですが質も高かったです。

ホテル内設備・施設の紹介

こちらは本館1階ロビーのフラワーアレンジメントです。季節に合わせて花が入れ替わります。人気の写真撮影スポットになっているようでした。

帝国ホテル東京 宿泊レビュー

ロビーには旧ライト館で実際に使用されていた椅子と机が展示されています。

帝国ホテル東京 宿泊レビュー

帝国ホテルライト館について

帝国ホテルライト館は、1923年に開業した帝国ホテル二代目本館で、アメリカの巨匠建築家フランク・ロイド・ライトが設計した名建築です。大谷石やテラコッタを用いた独創的な意匠と、関東大震災にも耐えた堅牢さで知られ、日本の近代建築史に名を残す存在です。1970年に解体されましたが、玄関部分は愛知県の博物館明治村に移築・保存されています。

ライト館の大谷石レリーフの復元展示もありました。

帝国ホテル東京 宿泊レビュー

現在の建物はライトが手掛けたものではありませんが、館内にはライトを思わせる意匠が散りばめられており、伝統を大切にしていることが伝わってきました。

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本館2階には小さな展示コーナーがありホテルの歴史が紹介されています。

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こちらは帝国ホテル初代本館の模型です。

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帝国ホテル初代会長である渋沢栄一の言葉なども紹介されています。

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渋沢栄一ゆかりのホテルということで、本館1階にあるレストラン・パークサイドダイナーの前には、コルクアート肖像画も展示されていました。

帝国ホテル東京 宿泊レビュー

ホテル敷地内には銅像も設置されています。

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ホテルは本館とタワー館から成りけっこう広いです。こちらはその連絡通路です。

帝国ホテル東京 宿泊レビュー

こちらは今回泊まったタワー館の入り口になります。

帝国ホテル東京 宿泊レビュー

エレベーターホールです。

帝国ホテル東京 宿泊レビュー

タワー館20階にはプールとサウナがあり、宿泊者は無料で利用できます。

公式HPより

公式サイトにはプール・サウナとしか書いてありませんが、同じ場所に大浴場(水風呂あり)もありました。正確には大浴場というよりサウナ施設内の浴室という扱いだと思うので、それほど大きくはありませんが(洗い場4箇所+シャワー1箇所)、利用者はほとんどおらず快適でした。

フィットネスジムは本館8階にあります。

帝国ホテル東京 宿泊レビュー

本館地下1階には帝国ホテルアーケードというショッピングアーケードがあります。

帝国ホテル東京 宿泊レビュー

帝国ホテルアーケードは1923年に日本初のアーケードとして開設され、日本の商業施設文化の先駆けとなった存在です。

帝国ホテル東京の朝食の紹介

朝食は、ルームサービスやホテルショップを含む7つの会場から自由に選べます。今回は、その中でもバイキング発祥のレストランとして知られるインペリアルバイキングサールでいただくことにしました。

帝国ホテル東京 宿泊レビュー 朝食 バイキング サール

帝国ホテルは1958年、日本で初めてのビュッフェレストラン・インペリアルバイキングを開業しました。北欧の伝統料理・スモーガスボードをヒントに、「好きなものを好きなだけ食べる」スタイルを提案。以来、バイキングは食べ放題を意味する代名詞として定着しました。

店内は広々と豪華な雰囲気です。

帝国ホテル東京 宿泊レビュー 朝食 バイキング サール

このような感じで盛り付けてきました。

帝国ホテル東京 宿泊レビュー 朝食 バイキング サール

洋食がメインですが和食もあります。

帝国ホテル東京 宿泊レビュー 朝食 バイキング サール

内容は王道的なホテルの朝食バイキングという感じでした。特別に珍しいメニューはありませんが、どれも丁寧に作られていて質の高さを感じました。

帝国ホテル東京の基本情報と立地の紹介

基本情報

ホテル名 帝国ホテル東京
住所 〒100-8558 東京都千代田区内幸町1-1-1
TEL 03-3504-1111
チェックイン時間 14:00(最終24:00)
チェックアウト時間 12:00

ロケーション情報

以下、帝国ホテル東京の場所の地図になります。

ホテルへは以下の駅よりアクセス可能です。

  • 東京メトロ日比谷線・千代田線、都営地下鉄三田線日比谷駅A13出口より徒歩約3分
  • JR山手線・京浜東北線、東京メトロ有楽町線有楽町駅より徒歩約7分
  • JR山手線・京浜東北線・横須賀線、東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線新橋駅より徒歩約10分
  • 都営地下鉄三田線内幸町駅A5出口より徒歩約3分

ホテルがあるのは日比谷公園の目の前で、各駅からのアクセスも良好です。

帝国ホテル東京 宿泊レビュー 立地 日比谷公園

銀座へも歩いて10分程の距離なので買い物や食事にも便利な立地と言えます。

帝国ホテル東京 宿泊レビュー 立地 銀座

まとめ

以上、帝国ホテル東京についての紹介でした。

正直、ホテル設備については、もっと豪華なホテルはほかにもいろいろあると思います。しかし、このホテルの真価は唯一無二のおもてなしにあると感じました。スタッフの方々は驚くほど親切ですが、適度な距離感と品格を保ちながら温かく迎えてくれます。そこで感じたのは、ほかのどんな高級ホテルとも違う独自の空気でした。

その対応を通して「帝国ホテルのおもてなしとはこういうものなのか」ということを肌で実感でき、自分の中で新たな基準が出来たという気がします。その意味においても今回の滞在はとてもいい経験になりました。

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