三重県にある伊勢神宮・内宮(皇大神宮)について紹介します。
この記事の概要
伊勢神宮・内宮(皇大神宮)の見どころと感想
伊勢神宮・内宮(皇大神宮)はどんなところ?
伊勢神宮の内宮(ないくう)は、正式名称を皇大神宮(こうたいじんぐう)と言います。125社からなる伊勢神宮の中で最も尊いお宮で、日本人の総氏神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)がお祀りされています。
日本の神社の中で最も格式の高い内宮を訪れることこそが伊勢神宮参拝のハイライトです。
伊勢神宮・内宮(皇大神宮)へのアクセス(行き方)
JR・近鉄伊勢市駅から三重交通の路線バス(51系統・徴古館前経由、55系統・庁舎前経由)やCANばすで約15~20分。
バス停「外宮前」からは約10~15分。
見どころ・感想
伊勢神宮・内宮(皇大神宮)を参拝する際は、以下のルートを参考にするとよいでしょう。
宇治橋(うじばし)
神域への入り口となる橋。
五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)
川の水で身を清めるのが古来の風習。
瀧祭神(たきまつりのかみ)
五十鈴川の守り神を祀る。
正宮(しょうぐう)
天照大御神を祀る伊勢神宮で最も尊いお宮。
荒祭宮(あらまつりのみや)
天照大御神の御荒魂を祀る別宮。
風日祈宮(かざひのみのみや)
風の神様を祀る別宮。
神楽殿(かぐらでん)
お神楽を執り行う御殿。
参集殿(さんしゅうでん)
参拝者のための休憩所。
子安神社(こやすじんじゃ)
子受けや安産の神様を祀る神社。
まずは内宮の玄関口となる宇治橋を渡り神域へと入ります。
神苑を抜けて第一鳥居をくぐると右手に五十鈴川御手洗場があります。
第一鳥居手前に手水舎がありますが、古くはこの川辺で心身を清めていました。
五十鈴川御手洗場のすぐ近くに鎮座する瀧祭神は社殿を持たない石神として祀られています。
瀧祭神は、地元では「取次ぎさん」「とっつきさん」と呼ばれ、天照大御神に願い事を取り次いでくれる伝えられています。まずはここで自分の名前を名乗り正宮へ向かいます。
正宮へと続く森林に覆われた砂利道は、厳かな雰囲気があり清々しい気持ちにさせられます。
そしてこちらが伊勢神宮参拝のハイライトとなる正宮です。正宮には、日本一の神様・天照大御神がお祀りされています。
正宮では個人的なお願いではなく日頃の感謝の気持ちをお伝えするのがよいとされています。
正宮の次に参拝する荒祭宮です。荒祭宮は内宮に所属する十の別宮のうち第一に位し、天照大御神の荒御魂をお祀りしています。
正宮で感謝の気持ちを伝えた後は、荒祭宮で個人的なお願いごとをしましょう。
続いて風日祈宮を参拝します。風日祈宮は風の神様をお祀りしています。
風日祈宮から橋を渡って戻ると神楽殿が正面にあります。神楽殿ではお守りや御朱印の授与を行っています。
神楽殿と宇治橋に向かう途中にある参集殿の脇には御厩(みうまや)があり神馬が飼育されています(不在の場合あり)。
宇治橋を渡る手前の道を右折した先に子安神社があります。子安神社は子受けや安産のご利益があるとされています。
宇治橋の下流側の北側2本目(右側通行で帰る際の最後から2本目)の擬宝珠(ぎぼし)には、饗土橋姫(あえどはしひめ)神社で祈禱された萬度麻(まんどぬさ)が収められています。
この擬宝珠に触れると、再び参拝に訪れることができると言われています。
伊勢神宮・内宮(皇大神宮)の御朱印
伊勢神宮・内宮(皇大神宮)の御朱印です。
伊勢神宮・内宮(皇大神宮)の基本情報
伊勢神宮・内宮(皇大神宮)の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒516-0023 三重県伊勢市宇治館町1 |
営業時間 | 1~4月、9月 5:00~18:00 5~8月 5:00~19:00 10~12月 5:00~17:00 |
公式HP | https://www.isejingu.or.jp/about/naiku/ |
おわりに
以上、三重・伊勢神宮・内宮(皇大神宮)についての紹介でした。
三重へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。