三重県にある桑名市石取会館について紹介します。
大正時代の銀行建築です。
桑名市石取会館の見どころと感想

桑名市石取会館はどんなところ?
桑名市石取会館は、1925年(大正14年)に四日市銀行桑名支店として建てられた近代建築で、後に桑名信用金庫本店や京町支店として使用されました。1991年に建物と土地が桑名市へ寄贈され、翌年、石取祭を紹介する資料館として開館しました。
建物は鉄筋コンクリート造2階建てで、大正期の銀行建築の特徴を色濃く残しています。アールデコ調の曲線的な角や幾何学的な柱型、装飾を控えた簡潔な意匠が特徴的で、重厚さとモダンさを兼ね備えた外観です。2011年には国の登録有形文化財に指定されました。
桑名市石取会館へのアクセス(行き方)
JR・近鉄・養老鉄道桑名駅より徒歩約15分。
JR・近鉄・養老鉄道桑名駅よりバスで宮通下車徒歩約2分。
見どころ・感想
建物の角に沿って丸みを帯びたアールの壁があり、その面には縦に長い窓が並んでいます。

南側と東側の外観には、直線的で幾何学的な意匠の柱が配され、柱の間には縦長の窓が設けられています。

さらに、その窓の上部には繊細な歯飾りがあしらわれ、建物全体に独特の陰影とリズムを与えています。

桑名市石取会館の基本情報
桑名市石取会館の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒511-0039 三重県桑名市京町16 |
営業時間 | 10:00~16:00 |
休業日 | 月曜日、木曜日、年末年始、他 |
おわりに
以上、桑名市石取会館についての紹介でした。
三重へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。
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