東京都中央区にある教文館・聖書館ビルについて紹介します。
アントニン・レーモンド設計のモダニズム建築です。
この記事の概要
教文館・聖書館ビルの見どころと感想

教文館・聖書館ビルはどんなところ?
教文館・聖書館ビルは、東京都中央区銀座に位置する歴史的建造物で、1933年にアントニン・レーモンドの設計により建てられました。
関東大震災後、銀座に拠点を構える老舗書店の教文館と、アメリカ聖書協会が共同で建設したこのビルは、書籍販売や聖書の普及を通じて、キリスト教文化を支える拠点として活用されてきました。
現在もビルは書店として営業を続けるとともに、カフェやギャラリーなども併設され、地域に根付いた本屋として、日々多くの来訪者で賑わいを見せています。
教文館・聖書館ビルへのアクセス(行き方)
東京メトロ銀座線、日比谷線、丸の内線銀座駅A9出口から徒歩約3分。
東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅出口8から徒歩約3分。
見どころ・感想
もともとは、塔屋を備えたアールデコ様式の建築であったようですが、改装が繰り返され、外観上は竣工当初の面影はあまり残っていません。
建築的な見どころとしては、エレベーターホールに残るアールデコの装飾や、松屋通り側に現存する銀座最古の回転扉などが挙げられます。
また、内部構造も興味深く、教文館と聖書館が一体となりながらも別々の機能を持つ設計となっています。
教文館・聖書館ビルの基本情報
教文館・聖書館ビルの場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座4丁目5-1 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
公式HP | https://www.kyobunkwan.co.jp/ |
おわりに
以上、教文館・聖書館ビルについての紹介でした。
東京都中央区へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。