マニラ空港ターミナル1での長時間乗り継ぎどうする？

この記事では、マニラ空港ターミナル1に焦点を当て、乗り継ぎについての概要や、長時間乗り継ぎの場合の対応策について紹介します。

マニラ空港ターミナル1を乗り継ぎで利用する予定の人はぜひ参考にしてみてください。

マニラ空港ターミナル1での乗り継ぎについて知っておくべき基本情報

マニラ空港の全体概要

マニラ空港（ニノイ・アキノ国際空港）は、フィリピンの主要な国際空港で、4つのターミナルで構成されています。

それぞれのターミナルには異なる航空会社が発着しており、乗り継ぎの際にはターミナル間の移動が必要になることがあります。以下の表で、各ターミナルの概要を簡単にまとめました。

ターミナル	主な利用航空会社	主なフライト
ターミナル1	JAL、フィリピン航空（国際線）、大韓航空	主に国際線
ターミナル2	フィリピン航空（国内線）、エアアジア（国内線）	国内線と一部国際線
ターミナル3	ANA、セブパシフィック、エアアジア（国際線）	国際線と一部国内線
ターミナル4	セブゴー	主に国内線

ターミナル間の移動には、無料のシャトルバスが24時間運行しており、所要時間は約15〜30分です。

また、タクシーや配車サービス（Grab）を利用することも可能ですが、時間に余裕を持つことが大切です。

ターミナル1での乗り継ぎ時間の目安

ターミナル1での乗り継ぎ時間は、そのまま同じターミナルで乗り継ぐ場合と、別のターミナルに移動する場合で異なります。同じターミナル内での乗り継ぎは比較的短時間で済みますが、別ターミナルの乗り継ぎはターミナル間の移動時間も考慮する必要があります。

例えば、ターミナル1内での国際線から国際線への乗り継ぎであれば、2時間程度で問題ない場合もありますが、ターミナル間を移動する場合は、シャトルバスの待ち時間や移動時間を考慮し、最低3時間以上の余裕を持つことが望ましいと言えます。

マニラ空港ターミナル1内での長時間乗り継ぎをどうするか？

先日、実際にマニラ空港ターミナル1を国際線の乗り継ぎ便で利用したのですが、その際は、ターミナル1に着いてそのままターミナル1内で乗り継ぎというパターンでした。

この場合、以下の二つが選択肢として考えられます。

• 空港内で過ごす
• 空港の外に出る

どちらにするかは到着時間と次のフライトの出発時間を考慮して判断することになると思います。

例えば、深夜に到着して翌日の早朝に出発というフライトなら空港内で過ごすのが得策かもしれませんが、昼頃に到着して翌日の昼頃に出発というフライトなら一度空港の外に出てもいいかもしれません。

微妙なケースもあります。夜7時ぐらいに到着して翌朝の7時出発のフライトとかだとけっこう判断に迷うところではないでしょうか。今回の私のフライトはまさにこのパターンでした。

いずれにせよ、マニラ空港ターミナル1内での長時間乗り継ぎは、大別すると空港内にとどまるか空港を出るかの二択になります。結論から言うと私は一度空港を出てホテルに泊まりましたが、以下、それぞれの詳細について見ていきましょう。

空港内で過ごす

空港の外に出ず空港内で過ごす場合は、乗り継ぎカウンターに向かい、次のフライトの確認や手続きを済ませましょう。

ラウンジ情報

空港内で過ごす場合、時間を潰すのに便利なのがラウンジです。マニラ空港ターミナル1内にある主要ラウンジは以下の通りです。

ラウンジ名	営業時間	プライオリティパス
PAGSS Premium Lounge	24時間	利用可能
Sakura Lounge	JAL便出発時間の3時間前から出発まで	利用不可
Marhaba Lounge	7:00～00:00	利用可能
A Lounge	5:00～23:00	利用可能

プライオリティパスで利用可能なラウンジは3か所あります（プライオリティパスが無い場合も別途有料で利用可能なラウンジもあり）。

深夜から早朝の時間帯に開いているのは24時間営業のPAGSS Premium Loungeのみとなります。このPAGSS Premium Loungeの最大滞在時間は3時間までとなっているのでご注意ください。

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飲食店情報

今回空港を利用したのが早朝だったというのもあるかもしれませんが、ターミナル1内の飲食店は数軒目に付いたぐらいです。

よって、カフェやレストランをはしごして過ごすというのは難しそうだと感じました。店自体が少ないですね。

空港の外に出る

乗り継ぎ時間が長時間に及ぶ場合や、深夜・早朝の時間帯のフライトが控えている場合は、空港を出て近隣のホテルに滞在するのも一つの選択肢です。この場合、入国審査と税関手続きを行う必要があります。

ターミナル1至近のエアポートホテル情報

マニラ空港ターミナル1至近のホテルとしては以下のようなホテルがあります。

• アチーバーズエアポートホテル（Achievers Airport Hotel）
• ニコルスエアポートホテル（Nichols Airport Hotel）
• エアポートポッドテル Inc.（Airport Poddotel Inc.）
• ゴーホテルズマニラエアポートロード（Go Hotels Manila Airport Road）
• Siayan Travellers Inn Manila powered by Cocotel

ターミナル1から直接歩いてくことの出来るようなホテルは無さそうでした。上記のホテルはいずれもターミナル1からタクシーで5～10分程度です。

ホテルを利用する場合、ほぼ寝るためだけの滞在となりますが、シャワーを浴びてベッドの上でしっかり眠ることが出来るのは大きなメリットです。

私はアチーバーズエアポートホテル（Achievers Airport Hotel）というホテルに泊まりましたが、このホテルは無料の送迎サービスもあってなかなかよかったです。

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おわりに

以上、今回はマニラ空港ターミナル1での乗り継ぎについての解説でした。

利用するフライトの乗り継ぎ時間や時間帯などを考慮し、事前に計画を立てることで快適かつ効率的に過ごすことができます。

今後、マニラ空港ターミナル1を乗り継ぎで利用する予定の方の参考になれば幸いです。

マニラ空港ターミナル3については、別途、以下の記事で解説しています。

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