三重県にある三重県護国神社について紹介します。
阿阿の狛犬が鎮座する英霊を祀る神社です。
この記事の概要
三重県護国神社の見どころと感想

三重県護国神社はどんなところ?
三重県護国神社は、三重県津市にある神社で、1869年(明治2年)、津藩主・藤堂高猷(とうどうたかゆき)が戊辰戦争で戦死した藩士の御霊を祀ったことに起原があるとされています。
その後、招魂社、官祭招魂社と社名を変えながら、1909年(明治42年)に現在の場所に遷座し、1939年(昭和14年)に現在の三重県護国神社という名称となりました。
三重県護国神社へのアクセス(行き方)
JR・近鉄・伊勢鉄道津駅西口より徒歩約2分。
見どころ・感想
本殿・拝殿

本殿には、明治から昭和にかけての戦争で命を落とした三重県ゆかりの戦没者約6万柱の御霊が祀られています。
阿阿の狛犬

境内には、全国的にも珍しい「阿阿(ああ)の狛犬」が置かれています。一般的な狛犬は、片方が口を開けた「阿形(あぎょう)」、もう片方が口を閉じた「吽形(うんぎょう)」の一対ですが、こちらは左右とも口を開いた「阿形」の狛犬です。

この狛犬は、もともと別々に存在していたものと考えられていますが、戦時中に様々な経緯を経て、戦後に無事残った「阿形」同士が一対として神社に奉納されたものです。そのため「難を逃れて戻った狛犬」として、開運や厄除け、無病息災を願い、やさしく撫でて祈る人も多いとされています。
慰霊碑など
歩兵第51聯隊慰霊碑

歩兵第133聯隊慰霊碑と歩兵第151聯隊慰霊碑

特攻勇士之像

母の像

英霊の言乃葉

鳥居手前にある英霊の言乃葉は、思わず足を止めて読み入ってしまいました。
三重県護国神社の基本情報
三重県護国神社の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒514-0006 三重県津市広明町387 |
営業時間 | 9:00~16:00 |
公式HP | https://www.miegokoku.org/ |
おわりに
以上、三重県護国神社についての紹介でした。
三重へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。