奈良公園周辺をサクッと半日程度で観光する際のモデルコースを紹介します。
実際に私が観光したときの様子をルートや所要時間などと合わせて紹介しているので、参考にしていただければ幸いです。
ルートと所要時間
奈良公園周辺エリアの大きな見どころは以下のの三箇所です。
- 興福寺
- 東大寺
- 春日大社
この三つはすべて近鉄奈良駅から徒歩でアクセス可能なため、半日(約4時間程度)で全部見て回ることは十分に可能です。
以下、実際に自分が辿ったルートと所要時間の目安になります。
近鉄奈良駅出発
- 近鉄奈良駅から興福寺へ移動(徒歩5分)
興福寺
- 興福寺を見学(1時間)
- 興福寺から東大寺へ移動(徒歩10分)
東大寺
- 東大寺を見学(1時間)
- 東大寺から春日大社へ移動(徒歩20分)
春日大社
- 春日大社を見学(1時間)
- 春日大社から近鉄奈良駅へ移動(徒歩25分)
近鉄奈良駅到着
それぞれの敷地内には見どころが多数存在するため、すべてをじっくりと見学することは時間的に不可能です。なので、それぞれの場所であらかじめ見たいところをピックアップしておくことをおすすめします。
興福寺
まずはスタート地点の近鉄奈良駅から興福寺を目指します(徒歩約5分)。
興福寺は、五重塔、南円堂、中金堂、国宝館などを有する寺院で、東大寺などとともに「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されています。
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興福寺伽藍の中心に位置する中金堂は平成30(2018)年に約300年ぶりに再建されました。
興福寺のシンボル的存在の五重塔は、奈良県内で最も高い建築物で高さは50.1mあります。
東大寺
続いて、興福寺から東大寺を目指します(徒歩約10分)。
東大寺は、盧舎那仏坐像(るしゃなぶつざぞう)が安置された大仏殿や金剛力士像が設置された南大門を有する寺院で、興福寺などとともに「古都奈良の文化財」として世界遺産にに登録されています。
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奈良の大仏として知られる盧舎那仏座像の高さは約15mあります(下の写真右)。
参道のお土産屋さんが並ぶエリアは鹿が多くいるスポットです。
春日大社
最後に、東大寺から春日大社を目指します(徒歩約20分)。
春日大社は、全国に約1,000社ある春日神社の総本社で、興福寺、東大寺などとともに「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されています。
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春日大社の鹿は神の使いとして古くから大切に保護されてきました。
春日大社の境内には約3,000基に及ぶ燈篭が並ぶことで有名です。
ここから近鉄奈良駅に戻って終了です(徒歩約25分)。
おわりに
以上、奈良公園周辺をサクッと半日程度で観光するモデルコースについての紹介でした。
私は約4時間程度かけて回りましたが、もっと時間が取れるという人はじっくりと見学し、あまり時間がないという人は見学時間を少し短くしたり、見学場所を削るなどして予定を考えてみるとよいかと思います。