韓国・釜山にある国立日帝強制動員歴史館について紹介します。
日本統治時代の強制動員の歴史を伝える博物館です。
この記事の概要
国立日帝強制動員歴史館の見どころと感想
国立日帝強制動員歴史館はどんなところ?
国立日帝強制動員歴史館は、韓国・釜山にある、日本統治時代における朝鮮人強制動員の歴史を後世に伝えるために設立された博物館です。
主に朝鮮半島から各地へと送り出された人々が、過酷な労働条件のもとで人権を蹂躙され、多くの犠牲を強いられた歴史を追悼し記憶する役割を果たしています。
国立日帝強制動員歴史館へのアクセス(行き方)
地下鉄2号線大淵駅5番出口から徒歩約20分程度。
博物館周辺は急な坂道が多いのでタクシーがおすすめです。大淵駅からタクシーで5,700ウォン(約 630円)でした。
見どころ・感想
こちらが国立日帝強制動員歴史館の外観です。
4階の展示室では、国家総動員法のもとで行われた動員の実態や、当時の労働環境、生活の苦難が展示物や写真を通じて紹介されています。
遺物も多く展示されており、ほとんどのパネルに日本語の解説がありました。
当時の貴重な写真も数多く展示されています。
5階の展示室ではジオラマ中心の展示になっています。
炭坑内での労働の様子。
防空壕。
防空壕の前にある立て札。
労働の様子。
労働現場にある立て札。
慰安所。
国立日帝強制動員歴史館の基本情報
国立日帝強制動員歴史館の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 100, Honggok-ro, 320beon-gil, Nam-gu, Busan, Korea |
電話 | +82516298600 |
営業時間 | 9:30~17:30 |
休み | 月曜日、1月1日、旧正月とチュソク |
観覧料 | 無料 |
HP | https://www.fomo.or.kr/museum/jap/Main.do |
おわりに
以上、国立日帝強制動員歴史館についての紹介でした。
釜山へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。