台北にある国立台湾大学医学人文博物館について紹介します。
旧台北帝国大学医学部校舎を再生した博物館です。
この記事の概要
国立台湾大学医学人文博物館の見どころと感想

国立台湾大学医学人文博物館はどんなところ?
国立台湾大学医学人文博物館は、台北市中正区の国立台湾大学医学部キャンパス内にある、台湾医学の発展と教育の歩みを伝える博物館です。
建物は日本統治時代の1907年から1913年にかけて日本人建築家・近藤十郎らの設計によって建てられたもので、台湾総督府医学校(のちの台北帝国大学医学部)の校舎として使用されました。
現在は台北市の市定古蹟に指定され、2008年からは博物館として公開されています。館内の展示では、台湾における医学の発展や医療と人間の関わりを多角的に紹介しています。
国立台湾大学医学人文博物館へのアクセス(行き方)
MRT淡水信義線台大医院駅2番出口より徒歩約6分。
見どころ・感想
こちらは裏庭側から見た建物の外観です。

仁愛路沿いに面した正面入口入ってすぐのロビーは吹き抜けの開放的な空間になっていました。

ロビーには、山口秀高(初代校長)、高木友枝(第2代校長)、堀内次雄(第3代校長)の3人の日本人の胸像が設置されています。

こちらは施設と台湾医学の歴史を紹介する展示です。

常設展示では、日本統治のはじまりとともに、台湾における医療や衛生が大きく向上したことが紹介されています。


台湾の医学の発展に貢献した日本人も多く紹介されています。

台湾人の起原に関する展示などもありました。

国立台湾大学医学人文博物館の基本情報
国立台湾大学医学人文博物館の場所の地図は以下の通りです。
| 住所 | 台北市仁愛路一段1号 |
| 営業時間 | 月~金曜日 9:30~12:00、13:30~16:30 |
| 休館日 | 土・日曜日 |
| 入館料 | 無料 |
| HP | https://nchdb.boch.gov.tw/assets/advanceSearch/monument/19980325000002 |
おわりに
以上、国立台湾大学医学人文博物館についての紹介でした。
台北へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。