三重県にある旧東洋紡績富田工場原綿倉庫(イオンモール四日市北レンガ棟)について紹介します。
1917年建設の煉瓦倉庫です。
この記事の概要
旧東洋紡績富田工場原綿倉庫(イオンモール四日市北レンガ棟)の見どころと感想

旧東洋紡績富田工場原綿倉庫(イオンモール四日市北レンガ棟)はどんなところ?
旧東洋紡績富田工場原綿倉庫(現イオンモール四日市北レンガ棟)は、1917年(大正6年)に三重県四日市市に建てられた煉瓦造の倉庫で、東洋紡績の中でも最大規模を誇った富田工場の一角を担っていました。原綿を保管するための施設として、桁行約18メートル、梁間約9メートルの切妻屋根を持つ5棟の平屋建が連続して並んでいます。
工場の閉鎖後も取り壊されることなく保存され、現在はイオンモール四日市北レンガ棟としてフィットネスジムに転用されています。工場の全盛期を物語る唯一の建物であり、当時の産業活動を今に伝える遺構として、2000年には国の登録有形文化財に指定され、2007年には経済産業省の近代化産業遺産に認定されています。
旧東洋紡績富田工場原綿倉庫(イオンモール四日市北レンガ棟)へのアクセス(行き方)
JR富田駅東口より徒歩約1分。
近鉄富田駅より徒歩約10分。
見どころ・感想
旧東洋紡績富田工場原綿倉庫は、現イオンモール四日市北敷地内のレンガ棟として整備されています。

現在はフィットネスジムが建物を使用しています。

イオン敷地外の道路側からは5棟の倉庫が連続して並ぶ美しい姿を見ることが出来ます。

道路側の壁面頂部には各倉庫に順番に数字が書かれていた痕跡がうっすらと残っています。

旧東洋紡績富田工場原綿倉庫(イオンモール四日市北レンガ棟)の基本情報
旧東洋紡績富田工場原綿倉庫(イオンモール四日市北レンガ棟)の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒510-8016 三重県四日市市富州原町2 |
HP | https://www.aeon.jp/sc/yokkaichikita/ |
おわりに
以上、旧東洋紡績富田工場原綿倉庫(イオンモール四日市北レンガ棟)についての紹介でした。
三重へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。