韓国・釜山にある臨時首都記念館について紹介します。
朝鮮戦争時に大統領官邸として使われた建物を活用した博物館です。
臨時首都記念館の見どころと感想
臨時首都記念館はどんなところ?
臨時首都記念館は、韓国・釜山にある朝鮮戦争期の歴史的遺産を活用した博物館です。この建物はもともとは日本統治時代の1926年に慶尚南道知事の官邸として建てられたものです。
1950年に朝鮮戦争が勃発し、戦火が首都ソウルにまで及ぶと、韓国政府は釜山に避難し、一時的に首都機能が移されました。その際、当時の大統領であった李承晩が使用した臨時大統領官邸が、この臨時首都記念館の前身です。
戦後は再び慶尚南道知事官邸として使用された後、1984年に建物が記念館に指定され、朝鮮戦争時代の歴史を伝える展示が行われています。
臨時首都記念館へのアクセス(行き方)
地下鉄1号線土城駅2番出口から徒歩約5分程度。
見どころ・感想
記念館の外観は赤レンガ造りの洋風ですが、建物の中は日本家屋の名残りが感じられます。
和洋韓の様式が組み合わさた独特の内装です。
内部では大統領が実際に執務した執務室や応接室、書斎などがそのまま再現されています。
李承晩大統領の人形もかなりリアルです。
同じ敷地内にある展示館では、朝鮮戦争当時の釜山での暮らしぶりがジオラマや遺物などによって紹介されています。
路上で求職する人。
バラック小屋。
当時の学校も再現されていました。
臨時首都記念館の基本情報
臨時首都記念館の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 45 Imsisudoginyeom-ro, Seo-gu, Busan, Korea |
電話 | +82512446345 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
休み | 月曜日、1月1日 |
おわりに
以上、臨時首都記念館についての紹介でした。
釜山へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。