靖国神社にある神道無念流練兵館跡について紹介します。
この記事の概要
神道無念流練兵館跡の見どころと感想
神道無念流練兵館跡はどんなところ?
神道無念流練兵館跡は、現在の靖国神社の境内に位置し、幕末に多くの志士が剣術を学んだ場所です。神道無念流は、江戸時代中期に福井兵右衛門嘉平によって創始された剣術流派で、その特徴は力の剣法と称される力強い打撃を重視した技法にあります。特に幕末期には全国で広まり、多くの武士や志士がこの流派を修めました。
練兵館は、1826年に斎藤弥九郎が江戸に設立した神道無念流の道場で、江戸三大道場の一つとして名を馳せました。高杉晋作や桂小五郎(木戸孝允)といった維新の志士たちもこの道場で稽古を積み、彼らの剣術技量を高めるだけでなく、思想的な交流の場ともなりました
神道無念流練兵館跡へのアクセス(行き方)
JR飯田橋駅(西口)、市ヶ谷駅より徒歩約10分程度。
東西線・半蔵門線・都営新宿線九段下駅(出口1)より徒歩約5分程度。
有楽町線・南北線・都営新宿線・市ヶ谷駅(A4出口)より徒歩約10分程度。
東西線・有楽町線・南北線飯田橋駅(A2出口、A5出口)より徒歩約10程度。
見どころ・感想
練兵館跡の説明版です。
幕末志士ゆかりの練兵館跡
この練兵館は、神道無念流の剣客 斉藤弥九郎により、それまで俎橋付近にあった練兵館が
天保9年(1838年)の火事で類焼したため、この地に再建され、その後約30年間隆盛を誇った。
練兵館には、高杉晋作、桂小五郎(木戸孝允)、品川弥次郎など幕末の志士が多数入門し、
特に桂小五郎は剣の腕前も優れ、師範代もつとめている。また、伊藤俊輔(伊藤博文)も出
入りしていたといわれる。
なお、この練兵館は千葉周作(北辰一刀流)の玄武館、桃井春蔵(鏡新明智流)の士学館と
ともに、幕末三道場といわれている。
神道無念流練兵館跡の基本情報
神道無念流練兵館跡の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒102-0073 東京都千代田区九段北3丁目1-1 |
おわりに
以上、神道無念流練兵館跡についての紹介でした。
靖国神社へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。
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