靖国神社にある海軍経理学校正門敷石について紹介します。
この記事の概要
海軍経理学校正門敷石の見どころと感想
海軍経理学校正門敷石はどんなところ?
靖国神社内には、かつての海軍経理学校の正門に使用された敷石が保存されています。
海軍経理学校は、1874年(明治7年)に設立された海軍会計学舎を起原とし、軍の経理や会計業務を担う主計科士官を育成する教育機関でした。1888年に校舎は築地の松平定信邸跡である浴恩園に移り、1932年には隅田川沿いに再び移築されました。
この学校は太平洋戦争終戦直後の1945年に閉校するまで、約1万人の卒業生を輩出し、海軍の中核を担う人材を育てました。海軍経理学校の卒業生たちは、戦中戦後にわたって各界で重要な役割を果たし、日本の復興にも貢献しました。
海軍経理学校正門敷石へのアクセス(行き方)
JR飯田橋駅(西口)、市ヶ谷駅より徒歩約10分程度。
東西線・半蔵門線・都営新宿線九段下駅(出口1)より徒歩約5分程度。
有楽町線・南北線・都営新宿線・市ヶ谷駅(A4出口)より徒歩約10分程度。
東西線・有楽町線・南北線飯田橋駅(A2出口、A5出口)より徒歩約10程度。
見どころ・感想
海軍経理学校正門敷石の説明版です。
海軍經理學校正門敷石
海軍經理學校の沿革
明治七年十月、芝山内天神谷に設けられ
た海軍會計學舎は幾度かその名稱を変え明
治四十年に海軍經理學校となった。
この間校舎も数度位置を変えて、明治二
十一年に築地の松平樂翁公邸の浴恩園跡に
移り、更に昭和七年同じ築地の隅田河畔
(現在の勝閧橋右岸)に移築された。
昭和二十年九月、七十一年間の歴史を閉
じるまでの同校出身者は一萬名を超え海軍
主計科の基幹要員として海軍戰力の一翼を
担い輝かしい功績を挙げた。その間諸戰役
事変に際會して國に殉じた者も数多く、又
軍務を離れても各界各方面で活躍し我が國
の興隆發展に多大の貢献そしている。昭和五十五年五月
浴恩會(海軍經理學校同窓會)
海軍経理学校正門敷石の基本情報
海軍経理学校正門敷石の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒102-0073 東京都千代田区九段北3丁目1-1 |
おわりに
以上、海軍経理学校正門敷石についての紹介でした。
靖国神社へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。
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