すわ公園交流館（旧四日市市立図書館）の見どころ・感想・基本情報※1929年竣工の図書館

三重県にあるすわ公園交流館（旧四日市市立図書館）について紹介します。

1929年竣工の図書館です。

すわ公園交流館（旧四日市市立図書館）の見どころと感想

すわ公園交流館（旧四日市市立図書館）はどんなところ？

すわ公園交流館（旧四日市市立図書館）は、四日市市中心部の諏訪公園内に位置する歴史的建造物です。1929年、地元実業家・熊澤一衛の寄付により建てられ、長年にわたり図書館として市民に親しまれてきました。戦後は一時的に病院としても使用され、1976年からは児童館、2003年からは交流館として活用されています。

建物は鉄筋コンクリート造2階建てで、スクラッチタイルを用いた外壁や左右対称の構成、レリーフを配した正面上部など、昭和初期の近代建築らしい端正で品のある外観です。2003年には国の登録有形文化財に指定されています。

すわ公園交流館（旧四日市市立図書館）へのアクセス（行き方）

近鉄四日市駅北口より徒歩約5分。

見どころ・感想

正面上部には、開いた本と餅をつくウサギが描かれた白いレリーフが配置されています。

本には「2588」の数字が記され、これは昭和3年を示す皇紀で、建物の起工年を意味します。両脇のウサギは、寄贈者である熊澤一衛の雅号「月台」にちなむ装飾とされています。

2階部分両脇に見られる白いバルコニーの装飾も素敵です。

すわ公園交流館（旧四日市市立図書館）の基本情報

すわ公園交流館（旧四日市市立図書館）の場所の地図は以下の通りです。

おわりに

以上、すわ公園交流館（旧四日市市立図書館）についての紹介でした。

三重へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。