台南にある司法博物館(旧台南地方法院)について紹介します。
1912年竣工の壮麗な裁判所建築です。
この記事の概要
司法博物館(旧台南地方法院)の見どころと感想

司法博物館(旧台南地方法院)はどんなところ?
台南にある司法博物館は、日本統治時代の1912年(大正元年)に建設された台南地方法院を保存・活用した施設です。設計は台湾総督府技師の森山松之助で、バロック的要素を基調とした壮麗な外観の建物は、台北の台湾総統府、国立台湾博物館と並び、日本統治時代の三大建築と評され、国定古蹟にも指定されています。
戦後も長らく裁判所として使用されてきましたが、新庁舎への移転に伴い、2016年に司法博物館として生まれ変わりました。現在建物は修復を経て一般公開され、台湾における司法制度の変遷と近代化の過程を伝える歴史的な施設となっています。
司法博物館(旧台南地方法院)へのアクセス(行き方)
台南駅(台湾鉄道)から車で約5分。
林百貨店から徒歩約5分。
見どころ・感想
建物は左右非対称で、竣工当時は西側に塔を備えていましたが戦後撤去され現在の姿になりました。

こちらは東側にある入口です。三角破風と8本の列柱が強い威厳を示し、裁判所建築らしい権威性が感じられます。

上に目を向けると、うろこ型の瓦を用いたマンサード屋根やドーマー窓が見られ、さらにドーム型の屋根が象徴的に据えられています。

西側の入り口は東側に比べると装飾は控え目です。

上部には公平な裁判を表す天秤のレリーフが見られます。

こちらは東側のエントランスロビーです。合計12本の列柱が並ぶ荘厳な空間となっています。

柱やアーチ上部の精緻な装飾も見事です。


天井からは優しく光が注ぎ込みます。

床のタイル装飾も素敵です。

東西をつなぐ廊下も雰囲気があります。

こちらの中庭にあるガジュマルは樹齢100年近いようです。

当時の防空壕も残っています。

館内には建物の歴史や司法の歩みを紹介する展示も設けられています。

拘置所なども当時のまま残されていました。壁の落書きがリアルです。


この司法博物館(旧台南地方法院)は日本統治時代の三大建築と呼ばれるだけのことはあり、建物自体非常に見応えがありました。

司法博物館(旧台南地方法院)の基本情報
司法博物館(旧台南地方法院)の場所の地図は以下の通りです。
| 住所 | 台南市府前路一段307号 |
| 営業時間 | 9:00~17:00 |
| 休み | 月曜日 |
| 入場料 | 無料 |
| HP | https://tnd1.judicial.gov.tw/hs/index.asp |
おわりに
以上、司法博物館(旧台南地方法院)についての紹介でした。
台南へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。