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台湾菸酒股份有限公司(旧台湾総督府専売局)の見どころ・感想・基本情報※1922年竣工の優美な官庁建築

台北にある台湾菸酒股份有限公司(旧台湾総督府専売局)について紹介します。

日本統治時代の1922年竣工の優美な官庁建築です。

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台湾菸酒股份有限公司(旧台湾総督府専売局)の見どころと感想

台湾菸酒股份有限公司 旧台湾総督府専売局 見どころ 感想 基本情報

台湾菸酒股份有限公司(旧台湾総督府専売局)はどんなところ?

台湾菸酒股份有限公司(TTL)は、台湾の酒類やたばこの製造・販売を行う国営企業です。その起源は、日本統治時代の1901年に設置された台湾総督府専売局にさかのぼります。同局は、酒類、たばこ、アヘン、樟脳、食塩などを国家が一括管理する専売制度を運営し、台湾の殖産政策を支えた重要な機関でした。

戦後は台湾省専売局・公売局を経て、2002年のWTO加盟に伴う専売制度廃止により現在の会社組織へと移行しました。本社が入る旧専売局庁舎は、1922年に台湾総督府営繕課の森山松之助の設計によって建設され、現在は台湾の国定古跡に指定されています。

台湾菸酒股份有限公司(旧台湾総督府専売局)へのアクセス(行き方)

MRT松山新店線・淡水信義線中正紀念堂駅7番出口より徒歩約2分。

MRT松山新店線小南門駅4番出口より徒歩約6分。

見どころ・感想

建物はルネッサンス様式を基調とし、赤レンガの外壁に白い花崗岩を組み合わせた辰野式と呼ばれるスタイルを採用した優美な外観が印象的です。

台湾菸酒股份有限公司 旧台湾総督府専売局 見どころ 感想 基本情報

正面中央には尖塔や半円形の妻壁、玄関ホール上にはドーム型の屋根を備え、堂々とした威厳と格式を漂わせるファサードとなっています。

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旧専売局庁舎のすぐ近くには、樟脳・アヘンを製造していた専売局南門工場の施設の一部を活用した国立台湾博物館南門館があります。

国立台湾博物館南門館
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台湾菸酒股份有限公司(旧台湾総督府専売局)の基本情報

台湾菸酒股份有限公司(旧台湾総督府専売局)の場所の地図は以下の通りです。

住所 台北市中正区南昌路1段4号
HP https://nchdb.boch.gov.tw/assets/advanceSearch/monument/19980610000002

おわりに

以上、台湾菸酒股份有限公司(旧台湾総督府専売局)についての紹介でした。

台北へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。

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