三重県にある高田本山専修寺について紹介します。
国宝の御影堂・如来堂を擁する浄土真宗の名刹です。
この記事の概要
高田本山専修寺の見どころと感想

高田本山専修寺はどんなところ?
高田本山専修寺(たかだほんざんせんじゅじ)は、三重県津市一身田町に位置する、浄土真宗十派のひとつである真宗高田派の本山です。開山は親鸞聖人で、その思想と教義を基盤とし、全国600余りの末寺を擁する宗派の中枢を担っています。
本尊は「証拠の如来」と呼ばれる阿弥陀如来で、人々を極楽浄土へ導く功徳を持つとされ、念仏による救いを説きます。境内には国宝指定の御影堂・如来堂をはじめとする壮麗な建築群があり、年間を通じて行われる行事や特別拝観は、訪れる人々に信仰の文化や歴史を感じさせる貴重な機会となっています。
高田本山専修寺へのアクセス(行き方)
JR一身田駅より徒歩約7分。
見どころ・感想
御影堂

御影堂は1666年に再建された、親鸞聖人の木像を安置する堂宇で、国宝に指定されています。桁行約43メートル、梁間約34メートルの規模を誇り、現存する江戸時代の木造寺院建築としては国内屈指の大きさです。

堂内は約780畳分の広さをもち、整然と並ぶ柱と、格調高い装飾が調和した荘厳な空間になっています。
如来堂

如来堂は1748年に建立された阿弥陀如来を本尊とする堂で、御影堂と並ぶ専修寺の中枢建築です。国宝に指定され、禅宗様式を基調とした外観と、屋根や建物の細部に施された唐様彫刻が特徴です。

内部は金箔で華やかに装飾された宮殿(くうでん)が据えられています。
高田本山専修寺の基本情報
高田本山専修寺の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒514-0027 三重県津市大門10-21 |
営業時間 | 6:00~17:00 ※御影堂・如来堂は6:00~15:30 |
公式HP | http://www.senjuji.or.jp/ |
おわりに
以上、高田本山専修寺についての紹介でした。
三重へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。