福岡にある旧福岡県公会堂貴賓館について紹介します。
1910年竣工のフレンチルネサンス様式の木造建築です。
この記事の概要
旧福岡県公会堂貴賓館の見どころと感想

旧福岡県公会堂貴賓館はどんなところ?
旧福岡県公会堂貴賓館は、1910年(明治43年)に福岡市で開催された第13回九州沖縄八県連合共進会の来賓接待所として建設された木造2階建の洋風建築です。設計を手がけたのは三條栄三郎で、明治期の希少なフレンチルネサンス様式の木造公共建築として知られています。
外観は八角塔や急勾配の屋根などが特徴的で、内装には大理石の暖炉や幾何学模様の天井装飾など、当時の華やかな意匠が残されています。戦後は裁判所や教育庁舎などに転用された後、1984年に国の重要文化財に指定され、現在は一般公開されています。
旧福岡県公会堂貴賓館へのアクセス(行き方)
福岡市営地下鉄空港線・箱崎線中洲川端駅より徒歩約5分。
福岡市営地下鉄空港線天神駅より徒歩約8分。
見どころ・感想
石柱の玄関ポーチやモルタル仕上げで石造風に仕立てた外壁、2階の窓まわりやバルコニーの繊細な装飾が、重厚かつ優雅な印象を与えます。

尖塔をいただく八角塔屋が建物全体のアクセントになっています。

旧福岡県公会堂貴賓館の基本情報
旧福岡県公会堂貴賓館の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒810-0002 福岡県福岡市中央区西中洲6-29 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
休み | 月曜日、年末年始 |
入館料 | 200円 |
公式HP | https://www.fukuokaken-kihinkan.jp/index.html |
おわりに
以上、旧福岡県公会堂貴賓館についての紹介でした。
福岡へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。