富山県にある富山電気ビルデイングについて紹介します。
1936年竣工の「富山の迎賓館」です。
この記事の概要
富山電気ビルデイングの見どころと感想

富山電気ビルデイングはどんなところ?
富山電気ビルデイングは、1936年に日本海電気の本社ビルとして富山市に建設された、北陸地方初の本格的な鉄筋コンクリート造複合オフィスビルです。第二次世界大戦中の富山大空襲を耐え抜き、戦後は進駐軍の司令部としても使用されました。
館内には社交クラブやレストラン、大ホールなどが設けられ、地域文化の発展に貢献しました。かつてはホテルも併設され、「富山の迎賓館」としての役割を担い、その機能を今も果たしています。現在もオフィスや式場、飲食施設として活用されており、2018年には本館と新館が国の登録有形文化財に指定されています。
富山電気ビルデイングへのアクセス(行き方)
JR富山駅・電鉄富山駅から徒歩約7分。
見どころ・感想
こちらは桜橋通りに面した本館の外観です。垂直性を強調する柱形と中央部のバルコニー、両端の丸窓などが特徴的です。

こちらはひまわり通りに面した新館の外観です。新館は1956年の竣工ですが本館と違和感なく調和しています。

本館内にあるこちらの真鍮製の郵便ポストは開業以来現役で使われているそうです。

地下1階はレトロな雰囲気で当時の面影をよく残しています。

富山電気ビルデイングの基本情報
富山電気ビルデイングの場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒930-0004 富山県富山市桜橋通り3-1 |
HP | https://www.denkibuil.com/ |
おわりに
以上、富山電気ビルデイングについての紹介でした。
富山へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。