三重県津市の観光名所をサクッと半日程度で巡る際のモデルコースを紹介します。
実際に私が津駅を拠点にバスと電車を使って観光したときの様子を、ルートや所要時間などと合わせて紹介しているので、参考にしていただければ幸いです。
ルートと所要時間

三重県津市の大きな見どころは以下の三箇所です。
- 津城跡
- 津観音
- 高田本山専修寺
この三箇所はJR・近鉄津駅からバスと電車で移動することが出来る場所にあり、移動時間を含めても半日(約4時間程度)で全部見て回ることは十分に可能です。
以下、実際に自分が辿ったルートと所要時間の目安になります。
津駅出発
- バス+徒歩で津城跡へ移動(15分)
津城跡
- 津城跡を見学(30分)
- 徒歩で津観音へ移動(8分)
津観音
- 津観音を見学(30分)
- 徒歩+バスで高田本山専修寺へ移動(30分)
高田本山専修寺
- 高田本山専修寺を見学(1時間)
- 徒歩+電車で津駅へ移動(15分)
津駅到着
今回の旅行ではJR・近鉄津駅を拠点にして行動します。3箇所の位置関係は、津駅の南に位置する津城跡と津観音の2箇所は徒歩で移動できる距離にあるのに対して、津駅の北に位置する高田本山専修寺は1箇所だけ離れた場所にあります。以下でも触れていますが、専修寺のアクセスに関しては、電車、バスともに運行本数が少なくなるので注意が必要です。
津城跡

津城は三重県津市の歴史を今に伝える名所で、1580年に織田信包が築いた城を、名将・藤堂高虎が大改修し、町の基盤づくりまで手がけました。現在は、石垣や堀、復元櫓が残るお城公園として整備され、続日本100名城にも選ばれています。
見学の所要時間は20分~1時間程度です。歴史好きの人にとってはじっくり回れば1時間以上かかるかもしれませんが、城の中に入れたりするわけではないので、30分程度見ておけば十分だと思います。
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津駅から津城跡へは、津駅前より三重交通バスで三重会館前で下車し徒歩で移動します(地図)。所要時間は約15分程度です。
津観音

津観音は、日本三大観音の一つとされ、創建は奈良時代にまでさかのぼります。聖観音立像をご本尊とし、厄除けや願望成就のご利益で親しまれています。また、天照大神の本地仏・国府阿弥陀如来も祀られ、かつては伊勢参りと併せて訪れる巡礼地として賑わいました。
観覧の所要時間は20分~1時間程度です。境内はそれほど大きくなく、コンパクトにまとまっている印象なので、特別拝観などでなければ30分程度あれば一通り見て回れると思います。
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津城跡から津観音へは徒歩で移動します(地図)。所要時間8分程度です。
高田本山専修寺

高田本山専修寺(たかだほんざんせんじゅじ)は、津市一身田町にある浄土真宗高田派の本山で、開祖・親鸞聖人の教えを受け継ぐ由緒ある寺院です。境内には、江戸時代に建てられた国宝の御影堂と如来堂が並び、その壮麗な建築美は一見の価値があります。
観覧の所要時間は30分~2時間程度です。境内は広く、国宝に指定されている御影堂と如来堂以外にも、複数の重要文化財の建造物や文化財があります。駆け足で回っても30分程度、じっくり回ると2時間程度はかかると思います。
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津観音から高田本山専修寺へは、まず津観音から徒歩でバス停京口立町まで移動し、三重交通51系統津駅・本山前経由三重病院行きのバスに乗車します(地図)。本山前で下車し徒歩で専修寺まで移動します。所要時間30分程度です。51系統のバスは本数は2時間1本程度と極端に少ないのであらかじめ時刻表を確認し、バスの時刻から逆算してスケジュールを組むことをおすすめします。タイミング的に51系統を利用できない場合は一度バスで津駅まで戻り、そこからJRで専修寺の最寄り駅である一身田駅まで移動しましょう。最後、津駅まで戻る際についてもJR一身田駅を利用します。一身田駅発の電車についても本数が少ないので事前に時刻表を確認しておきましょう。
おわりに
以上、三重県津市の観光名所をサクッと半日程度で巡るモデルコースについての紹介でした。
私は上記のルートを3時間半程度で回りましたが、高田本山専修寺を巡る際のバス・電車の待ち時間でだいぶロスしているので、事前に時刻表を調べておけばもっと効率的に回れたと思います。
今後、津を訪れる予定の方は上記のルートや所要時間などを参考にしていただければ幸いです。
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