今回は、神奈川県横浜市のホテルニューグランドについて紹介します。
1927年開業の横浜のランドマーク的なクラシックホテルです。
この記事の概要
ホテルニューグランドの紹介
ホテルの歴史の紹介
ホテルニューグランドは、横浜山下公園前に位置する日本を代表するクラシックホテルです。
設計は、銀座和光などを手掛けた建築家・渡辺仁が担当し、1927年に関東大震災後の復興事業の一環として開業しました。開業以来、マッカーサー元帥、チャーリー・チャップリン、ベーブ・ルースなど多くの著名人が宿泊したことでも知られています。
外観はルネサンス様式とアールデコの要素を融合させたデザインで、内装には東洋的なエッセンスが取り入れられています。
とりわけ、本館2階ロビーの豪華な内装は訪れる人々を魅了します。
ホテルニューグランド本館は、1992年に横浜市認定歴史的建造物、2007年に経済産業省が選んだ近代化産業遺産の認定を受け、横浜のランドマークとして多くの人々に親しまれています。
外観・ロビーの紹介
チェックイン時間 15:00~
こちらがホテルニューグランドの外観になります。
ホテルニューグランドは、5階建ての本館(客室フロア3・4階)と、1991年に完成した18階建てのタワー館(客室フロア6~17階)から成ります。
こちらが本館の入口です。
そしてこちらがタワー館の入口になります。
ロビー・フロントはタワー館の入口から入ってすぐの場所にあります。
部屋の紹介
こちらが今回宿泊した本館グランドダブルの部屋(27㎡)になります。
ホテルニューグランドには、本館とタワー館がありますが、私は迷うことなく本館を選択しました。
結果的に大正解で、期待していた通りのクラシカルな素晴らしい雰囲気の部屋でした。
本館の部屋からは海を間近に見ることができるのもいいところです。
窓際に椅子とサイドテーブルがあります。
テーブルの上にはペットボトルの水が2本置いてあります。
ベッドは大き目のダブルベッド。
ベッド横のチェストには照明や部屋のスイッチなどがあります。
コンセントとUSBの充電ポートも用意されています。
逆側は化粧台になっています。
ベッドの向かいにデスクとクローゼットがあります。
デスク周りもクラシカルな雰囲気です。
電子ケトル。
デスクの引き出しの中にはLANケーブルと延長コードもありました。
テレビ、冷蔵庫はクローゼットの中にあります。
テレビではオンラインショッピングも可能です。
合わせて読みたい-
ホテルニューグランドで購入したキーホルダーの紹介
今回は、横浜のホテルニューグランドで購入したキーホルダーを紹介します。
冷蔵庫の中は有料のミニバーになっています。
クローゼットの左側がハンガースペースになっています。
スリッパはいいホテルによく置いてあるふかふかのやつでした。
消臭シュプレーや靴ベラなども置いてあります。
クローゼットの右側です。
グラス、カップ、湯飲み、コーヒー、お茶など。
パジャマはここの引き出しの中に入っています。
パジャマは上下セパレートタイプです。
ランドリーバッグとランドリーサービスの案内。
セキュリティボックス。
クローゼットの横には荷物置きがあります。
ドアの方はこのような感じです。
トイレ・バスルーム
トイレ・バスルームになります。だいぶゆったりとした空間になっています。
バスタブも大き目です。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ。
トイレ。
洗面台。
アメニティは、歯ブラシセット、ヘアブラシ、カミソリ、シェービングフォーム、綿棒セット、化粧水、固形石鹼が置いてありました。
コップ。
ドライヤーはSALONIA(サロニア)でした。
バスタオル。
ハンドタオル(小さめのハンドタオルもあり)とバスローブ。
部屋からの景色
今回泊まった本館の部屋からの景色は以下のような感じでした(タブをクリック)。
ホテル内設備・施設の紹介
こちらはフロントロビーです。
フロントの脇にロビーラウンジのラ・テラスがあります。
フロント横にタワー館のエレベーターが3基あります。
本館のエレベーターは2基です。
本館の客室フロアはこのような感じです。
本館3階の315号室はマッカーサーズスイートという名前の部屋になっています。GHQ最高司令官マッカーサーが泊まった部屋です。
同じく本館3階の318号室は天狗の間という名前になっています。こちらは『鞍馬天狗』で有名な作家の大佛次郎が仕事場として利用していた部屋です。
こちらはホテルニューグランドのシンボル的存在である本館2階へ上がる大階段です。
時計の上部には天女奏楽之図の綴織が飾られています。また、彫刻部分にはホテルのシンボルである鳳凰の意匠も見られます。
この2階のロビーは、クラシックなデザインと東洋的なエッセンスが見事に融合しており、その美しさは格別です。
ロビーに足を踏み入れると、まず目に入るのは高い天井に施された繊細な白漆喰の装飾です。また天井から吊り下げられた東洋風の伽藍の灯籠が、独特の雰囲気を醸し出しています。
どこを切り取っても絵になる圧巻の空間です。
こちらはロビーにあるキングスチェアと呼ばれる開業当時からのアンティークの椅子です。肘掛け部分に天使の顔が彫られています。
こちらは本館1階の中庭になります。噴水のある緑に溢れた空間はヨーロッパのような雰囲気です。
館内にはホテルニューグランドの歴史を紹介する展示も多くありました。
本館1階にはSOGOなどのショップも入っています。
ホテルニューグランドの朝食の紹介
朝食時間 7:00~10:00
ホテルニューグランドでの朝食は以下の3種類から選択可能となっています。
- ル・ノルマンディ(タワー館5階) 洋食セットメニュー
- 熊魚菴たん熊北店(本館5階) 和定食
- ルームサービス アメリカンブレックファースト
今回私は、ル・ノルマンディを選択しました。
ル・ノルマンディの店内の様子です。
オープンの7時に合わせて会場に行ったこともあり窓際のいい席に案内してもらえました。
ル・ノルマンディでの朝食は以下の3種類のセットメニューから選択が可能です。
- ブレックファストセット
- モンテクリストサンド ブレックファスト
- コンチネンタル ブレックファスト
私はモンテクリストサンドにしました。
まずは飲み物が運ばれてきました。オレンジジュースにしました。ほかにグレープフルーツとトマトジュースもあります。
また、コーヒーか紅茶も選べます。
続いてグリーンサラダが来ました。塩味のあるひよこ豆がいいアクセントになっています。
そして最後にモンテクリストサンドとヨーグルト、フルーツが添えられたプレートがやって来ました。
モンテクリストサンドはホテルニューグランドの朝食の名物メニューで、自家製パンを使用したフレンチトーストにチーズとベーコンが挟まれています。
甘みのあるふわふわのフレンチトーストに塩気のあるチーズとベーコンが絶妙に調和しています。これはおすすめです!
量的にはやや軽めの内容ですが、朝から海を見ながら実に優雅な朝食となりました。
ホテルニューグランドの基本情報と立地の紹介
基本情報
ホテル名 | ホテルニューグランド |
住所 | 〒231-8520神奈川県横浜市中区山下町10番地 |
TEL | 045-681-1841 |
チェックイン時間 | 15:00(最終24:00) |
チェックアウト時間 | 11:00 |
ロケーション情報
以下、ホテルニューグランドの場所の地図になります。
ホテルの最寄り駅は、みなとみらい線元町・中華街駅で、1番出口から徒歩約1分程度です。
ホテルの目の前が山下公園という好立地になります。
また、中華街の東門までホテルから徒歩約3分程で行くことが出来ます。
コンビニはセブンイレブン(中華街東門の近く)とナチュラルローソン(元町・中華街駅の6番出口付近)があります。
まとめ
以上、ホテルニューグランドについての紹介でした。
クラシックホテルの名に恥じない、歴史と風格を感じさせる建物や施設、従業員の方々のホスピタリティなど、日本を代表するホテルだと感じました。
泊まるのは今回が初めてでしたが大好きなホテルになりました。また機会があればお世話になりたいと思います。