京都にある旧第一銀行京都支店について紹介します。
レプリカ再建された辰野式建築です。
この記事の概要
旧第一銀行京都支店の見どころと感想
旧第一銀行京都支店はどんなところ?
旧第一銀行京都支店は、1906年(明治39年)に辰野金吾と葛西萬司の設計により建てられました。建物は、竣工から約100年にわたり使用されましたが、1999年に解体されました。
現在の建物は、2003年に元のデザインを模倣して再建されたレプリカで、2023年2月までみずほ銀行京都中央支店として利用されていました。
旧第一銀行京都支店へのアクセス(行き方)
京都市営地下鉄烏丸線・東西線烏丸御池駅6番出口より徒歩約1分。
阪急京都線烏丸駅22番出口より徒歩約7分。
京都市営地下鉄烏丸線四条駅22番出口より徒歩約8分。
見どころ・感想
外観は辰野式フリークラシックと呼ばれる建築様式です。
赤レンガに白い花崗岩を用いたコントラストのあるデザインで、水平に強調されたストライプ模様が目を引きます。
2階部分のアーチ型の窓や、ドーマー窓が付いた銅葺きの屋根、さらに小塔が外観にアクセントを加え、重厚で優美な雰囲気を醸し出しています。
旧第一銀行京都支店のすぐ近くには、この建物と同年に、同じく辰野金吾の設計によって建てられた旧日本銀行京都支店(現京都文化博物館別館)がオリジナルの状態で残っています。
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旧第一銀行京都支店の基本情報
旧第一銀行京都支店の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒604-8161 京都府京都市中京区饅頭屋町591 |
おわりに
以上、旧第一銀行京都支店についての紹介でした。
京都へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。