三重県にある津城跡について紹介します。
津城は藤堂高虎が築いた近代城郭で、現在はお城公園として整備されています。
津城跡の見どころと感想

津城跡はどんなところ?
津城は、かつて城下町として発展した津の象徴的な存在です。その始まりは1580年、織田信長の弟・織田信包(おだのぶかね)によって築かれたことにあります。元々この地には安濃津城という小規模な城がありましたが、信包が本格的な城郭へと整備しました。
その後、関ヶ原の戦いの功績によって伊予今治から移封された藤堂高虎(とうどうたかとら)が1608年に入城。築城の名手と称された高虎は、石垣の改修や堀の拡張、櫓の新設などを行い、津城を堅固で美しい城へと生まれ変わらせました。さらに、高虎は城下町の整備にも力を入れ、参宮街道を城下に引き入れたり、周辺の河川を活用することで、津の町の発展の礎を築きました。
明治時代の廃城令によって建物の多くは失われましたが、現在でも石垣や堀の一部が残り、往時の姿をしのばせています。復元された隅櫓や藤堂高虎の銅像が立つ現在の津城跡は、市民や観光客の憩いの場となっており、日本城郭協会選定の続日本100名城にも選ばれています。
津城跡へのアクセス(行き方)
近鉄名古屋線津新町駅より徒歩約13分。
JR・近鉄津駅よりバスで三重会館下車徒歩約3分。
見どころ・感想
かつての本丸跡地は現在はお城公園として整備されています。

こちらはかつての天守跡地です。

公園東側には隅櫓が復元されています。

櫓下の石垣は当時のものだそうです。

公園内には藤堂高虎の銅像が設置されています。

津城跡の基本情報
津城跡の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒514-0033 三重県津市丸之内 |
おわりに
以上、津城跡についての紹介でした。
三重へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。