台湾にある西本願寺広場について紹介します。
日本統治時代の面影を残す台北の歴史空間です。
西本願寺広場の見どころと感想

西本願寺広場はどんなところ?
西本願寺広場(萬華406号広場)は、台北市萬華区にある公園で、日本統治時代に浄土真宗本願寺派が建立した台湾別院の跡地を整備したものです。かつての境内には、本堂をはじめ、鐘楼や輪番所、樹心会館などが立ち並び、特に本堂は当時の台湾で最大規模を誇る寺院建築として知られていました。
戦後、この地は軍関係者が住む眷村となり、1975年には火災により本堂を含む多くの建物が焼失します。その後、2000年代に入ってから台北市による再整備が進み、一部の建物が復元されました。現在は、市民の憩いの場として親しまれながら、当時の面影を今に伝えています。
西本願寺広場へのアクセス(行き方)
MRT板南線・松山新店線西門駅、1番出口から徒歩約1分。
見どころ・感想
こちらは本堂と参道跡です。

本堂跡はステージになっているようです。

こちら公園のシンボル的存在にもなっているの鐘楼です。

鐘は2013年に復元されたものになります。

こちらの輪番所は住職の宿舎として使われていた建物です。

こちらの赤レンガ造の建物は樹心会館です。

現在は展示スペースなどとして使用されています。

復元された建物が中心になりますが、当時の面影が感じられる公園でした。

西本願寺広場の基本情報
西本願寺広場の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 台北市万華区中華路一段174号 |
HP | https://nchdb.boch.gov.tw/assets/overview/monument/20060221000001 |
おわりに
以上、西本願寺広場についての紹介でした。
台北へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。