金沢にある石川四高記念文化交流館について紹介します。
明治期の赤レンガ校舎を転用した文化施設です。
この記事の概要
石川四高記念文化交流館の見どころと感想

石川四高記念文化交流館はどんなところ?
石川四高記念文化交流館は、明治時代に創設された旧制第四高等学校の本館を活用した文化施設です。第四高等学校(通称・四高)は1887年に設立され、東京帝国大学などへの進学を目指すエリート教育機関として、北陸地方の教育の中心的役割を果たしました。
1891年に完成した本館は、山口半六と久留正道が設計した二階建ての洋風建築で、赤煉瓦と白い装飾が特徴的な外観です。現在は国の重要文化財にも指定されています。
館内には四高の歴史を紹介する展示室や、当時の教室を再現した多目的室が設けられています。併設の石川近代文学館では、泉鏡花、徳田秋声、室生犀星など県ゆかりの文学者の資料を展示し、歴史と文学の文化拠点として利用されています。
2025年現在、修繕工事のため臨時休館中です。
石川四高記念文化交流館へのアクセス(行き方)
北陸鉄道バス香林坊(アトリオ前)下車、徒歩約2分。
見どころ・感想
赤レンガ造りの外壁が美しく、左右対称の均整の取れた外観が印象的です。

縦長の窓が整然と並び、白レンガのラインが外観にさりげないアクセントを添えています。

こちらは建物の前にある四高記念碑です。

正面入口の脇には、かつて門衛所として使われていた建物が、現在はミュージアムショップとして活用されています(現在休館中)。

石川四高記念文化交流館の基本情報
石川四高記念文化交流館の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒920-0962 石川県金沢市広坂2丁目2番5号 |
HP | https://www.pref.ishikawa.jp/shiko-kinbun/ |
おわりに
以上、石川四高記念文化交流館についての紹介でした。
金沢へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。