和歌山にある旧西本組本社ビルについて紹介します。
住宅地に残る大正期のオフィスビルです。
この記事の概要
旧西本組本社ビルの見どころと感想

旧西本組本社ビルはどんなところ?
旧西本組本社ビルは、和歌山市小野町に残る近代建築で、かつて土木建設会社・西本組の本社として使われていた建物です。国の登録有形文化財にも登録されており、建築年代は昭和初期とされてきましたが、近年の調査では大正末期には建てられていたことが分かっています。
設計は、西本組に所属していた岩井信一によるものとされ、鉄筋コンクリート造3階建ての小規模なビルながら、正面には古典主義的な玄関ポーチを備え、1階の石張りと上階のタイル張りが重厚な印象を与えます。縦長の窓や均整の取れた立面構成も美しく、建設会社の本社らしい風格を感じさせる建物です。現在はテナントビルとして利用されています。
旧西本組本社ビルへのアクセス(行き方)
南海電鉄南海本線・加太線・和歌山港線、JR紀勢本線和歌山市駅より徒歩約9分。
見どころ・感想
住宅地の一角に突然現れる旧西本組本社ビルは、周囲の街並みから少し浮き上がるような異様な存在感を放っています。

落ち着いた生活道路の中に、重厚な近代建築がぽつんと建っているため、まるで別の時代の建物だけが取り残されたようにも感じられます。
1階部分は石張りの外壁が印象的で、建物に重厚で落ち着いた雰囲気を与えています。

中央の玄関まわりにはイオニア式の列柱と三角形の破風を備えたポーチが設けられ、規模は大きくないながらも格式を感じさせる造りです。左右の窓や石積み風の壁面も含め、かつての本社ビルらしい端正な表情がよく残っています。
旧西本組本社ビルの基本情報
旧西本組本社ビルの場所の地図は以下の通りです。
| 住所 | 〒640-8224 和歌山県和歌山市小野町3-43 |
おわりに
以上、旧西本組本社ビルについての紹介でした。
和歌山へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。