東京都北区の旧渋沢庭園内にある青淵文庫について紹介します。
渋沢栄一の傘寿を祝って建てられた洋館です。
青淵文庫の見どころと感想

青淵文庫はどんなところ?
青淵文庫(せいえんぶんこ)は、東京都北区の旧渋沢庭園内に残る大正時代の洋館です。渋沢栄一の傘寿(80歳)と子爵への昇爵を祝うため、渋沢にゆかりの深い竜門社(現渋沢栄一記念財団)から贈られました。名称の「青淵」は渋沢の雅号に由来します。設計は晩香廬と同じ建築家・田辺淳吉が手掛け、1925年に完成しました。
建物は書庫として造られましたが、賓客を迎える接客の場としても使われました。内部には渋沢家の家紋にちなんだ美しいステンドグラスやタイルが見られます。建築と装飾が一体となった大正期の優れた作品として、国の重要文化財に指定されています。
青淵文庫へのアクセス(行き方)
JR京浜東北線、東京メトロ南北線王子駅より徒歩約5分。
都電荒川線王子駅前駅より徒歩約8分。
都電荒川線飛鳥山駅より徒歩約5分。
東京メトロ南北線西ケ原駅より徒歩約6分。
見どころ・感想
建物は、レンが造と鉄筋コンクリート造を組み合わせた2階建てで、重厚でありながらも端正な外観が特徴です。

建物をとりわけ印象的なものにしているのが、内外に施されたステンドグラスや装飾タイルです。

ステンドグラスや装飾タイル、照明、家具が調和した室内は、細部まで丁寧に設計され、華やかさと落ち着きを兼ね備えた美しい空間になっています。

この部屋は書庫の閲覧室であると同時に、国内外から訪れた賓客を迎える接客の場としても使われました。

こちらのステンドグラスは、渋沢家の家紋にちなむ柏の葉や「壽」の文字をモチーフとし、鮮やかで祝意に満ちたデザインとなっています。

出入口や窓の周囲には、柏の葉をかたどった装飾タイルが規則正しく並び、淡い色調と立体的な文様が、室内に格調ある華やかさを添えているのが印象的です。

奥には、緩やかな曲線を描きながら2階へ続く階段が設けられています。大きな窓から光が差し込み、重厚な館内に明るく優雅な印象を与えます。

青淵文庫の基本情報
青淵文庫の場所の地図は以下の通りです。
| 住所 | 〒114-0024 東京都北区西ヶ原2-16-1 |
| 開館時間 | 10:00~17:00 |
| 休館日 | 月曜日(月曜が祝日·振替休日の場合は開館) |
| 入館料 | 500円(本館、青淵文庫、青淵文庫の入館が可能) |
| HP | https://www.shibusawa.or.jp/museum/index.html |
おわりに
以上、青淵文庫についての紹介でした。
東京へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。
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