台湾・嘉義にある嘉義公園(旧嘉義神社)について紹介します。
日本統治時代のこの場所には嘉義神社があり、当時の面影が色濃く残る場所です。
この記事の概要
嘉義公園(旧嘉義神社)の見どころと感想
嘉義公園(旧嘉義神社)はどんなところ?
嘉義公園は、嘉義市の東に位置する、野球場や植物園なども隣接する広大な面積を誇る公園です。
公園の歴史は古く、日本統治時代の1910年に現在と同じ嘉義公園という名前で開園しました。戦後は中山公園と改名されましたが、1997年に再び当初の名前に戻されました。
公園内には、日本統治時代に存在していた嘉義神社の遺構が今でも多く残っており、1998年には神社付随施設が指定古蹟に登録されています。
嘉義公園(旧嘉義神社)へのアクセス(行き方)
嘉義駅(台湾鉄道)から徒歩約35分。
北門駅から徒歩約20分。
見どころ・感想
嘉義公園内には、日本統治時代に存在していた嘉義神社の遺構が多く見られます。
狛犬。
石灯篭。
参道。
かつて鳥居があった場所には忠烈祠の牌坊が建てられています。
また、かつての社務所・斎館は、嘉義市史蹟資料館という施設になっています。
この日は休みでしたが、中には昭和十八J18というショップやカフェも入っています。
こちらは神輿を保存する祭器庫です。
手水舎。
手水舎には水も引かれ、実際に手水を行うことが出来るようになっています。
こちらは参集所です。
公園内を散策中、突然の大雨で少し雨宿りさせてもらっていましたが、このあたりの雰囲気は本当に日本の神社にいるのではと錯覚してしまうほどです。
こちらは初代の社殿跡地です。基壇部分のみが現存し、近年、拝殿の回廊を再現するために高床デッキ建てられました。
こちらは射日塔という展望台です。
この射日塔が建つ場所にはかつて二代目の社殿があり、戦後は中華民国政府により忠烈祠として改築され使用されていましたが、1994年の火災により全焼しました。
射日塔の下から遊歩道を見渡してみるとかつての参道の面影を感じることが出来ます。
嘉義公園(旧嘉義神社)の基本情報
嘉義公園(旧嘉義神社)の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 嘉義市東区啓明路264号 |
電話 | +88652744019 |
営業時間 | 施設により異なる ※公園内は24時間 |
おわりに
以上、嘉義公園(旧嘉義神社)についての紹介でした。
嘉義へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。