靖国神社にある守護憲兵之碑について紹介します。
守護憲兵之碑の見どころと感想
守護憲兵之碑はどんなところ?
守護憲兵之碑は、靖国神社内に設置されている記念碑で、憲兵の役割とその功績を称えるために建立されました。憲兵は、1881年に大日本帝国陸軍の一部として創設され、軍事警察の役割を担い、戦時中は占領地での治安維持や行政管理にも関与していました。
昭和20年の東京大空襲の際には、憲兵が靖国神社の神域を守るために尽力しました。この碑は、戦時中に命を捧げた憲兵たちや、不当に処罰され非業の死を遂げた同僚を慰霊するために1969年に全国憲友会連合会によって奉納されたものです。
守護憲兵之碑へのアクセス(行き方)
JR飯田橋駅(西口)、市ヶ谷駅より徒歩約10分程度。
東西線・半蔵門線・都営新宿線九段下駅(出口1)より徒歩約5分程度。
有楽町線・南北線・都営新宿線・市ヶ谷駅(A4出口)より徒歩約10分程度。
東西線・有楽町線・南北線飯田橋駅(A2出口、A5出口)より徒歩約10程度。
見どころ・感想
守護憲兵之碑の説明版です。
守護憲兵之碑
憲兵の任務は監軍護法に存したが、大
東亜戦争中は更に占領地の行政に或は現
地民族の独立指導に至誠を尽くした。
又、昭和二十年三月十日の東京大空襲の
戦火が靖國の神域を襲うや神殿を挺身護
持したのも憲兵であった。然しその陰に
は異国の戦線に散華した幾百万の英霊と、
いわれなき罪に問われ非命に斃れた同僚
憲友があったことを忘れてはならない。
靖国神社御創立百年に当る昭和四十四年
四月六日この功績を顕彰し後世に伝承
するため全国憲友会連合会より当社に同
碑が奉納され、更に同会創立四十周年の
平成五年四月八日にはその記念事業とし
て会員一同、建立当時を振り返り憲友幾
万の心の碑であるこの碑が永久に護持さ
れ且つ靖國の御社頭の永遠なる御安泰を
願って真心籠る多額の基金が寄せられ
た。
守護憲兵之碑の基本情報
守護憲兵之碑の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒102-0073 東京都千代田区九段北3丁目1-1 |
おわりに
以上、守護憲兵之碑についての紹介でした。
靖国神社へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。
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