台北にある国立台湾大学付設医院旧館について紹介します。
日本統治時代に建設された台湾最大の病院建築です。
この記事の概要
国立台湾大学付設医院旧館の見どころと感想

国立台湾大学付設医院旧館はどんなところ?
国立台湾大学付設医院旧館(旧台北帝国大学医学部附属医院)は、日本統治時代に建設された台湾最大の病院建築です。1912年に旧木造建築からの建て替えが始まり、1916年に竣工、1924年に現在の姿になったとされています。
設計は西門紅楼なども手掛けた近藤十郎によるもので、赤レンガと白い石材を組み合わせたルネサンス様式を基調とした重厚なデザインが特徴的です。建物は1998年には台北市の市定古跡に指定され、現在も現役の病院として活用されています。
国立台湾大学付設医院旧館へのアクセス(行き方)
MRT淡水信義線台大医院駅2番出口からすぐ。
見どころ・感想
建物の外観は赤レンガの外壁に白い帯状のデザインを配したいわゆる辰野式のスタイルです。

装飾が多く施されたファサードは重厚かつ壮麗な印象です。

正面玄関ホールは吹き抜けになっており、天井から柔らかい光が差し込みます。

かつては東アジア最大規模の病院として知られていたという通り、建物の規模はかなり大きく、中央には風通しを考慮した中庭も設けられています。

国立台湾大学付設医院旧館の基本情報
国立台湾大学付設医院旧館の場所の地図は以下の通りです。
| 住所 | 台北市中正区常德街1号 |
| 営業時間 | 9:00~17:00 |
| 休み | 土・日曜日 |
| HP | https://nchdb.boch.gov.tw/assets/advanceSearch/monument/20211110000001 |
おわりに
以上、国立台湾大学付設医院旧館についての紹介でした。
台北へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。