台湾・屏東にある屏東公園 (旧阿猴神社)について紹介します。
かつて神社だったことを物語る遺構が残る公園です。
この記事の概要
屏東公園 (旧阿猴神社)の見どころと感想
屏東公園 (旧阿猴神社)はどんなところ?
屏東公園は、日本統治時代の1902年に開園した歴史ある公園です。公園内には大きな池を擁し、かつては野球場やテニスコートなども整備されていました。
1919年には園内に阿猴神社が創建されました。「阿猴」というのは屏東の旧称です。
戦後、中山公園と改称されましたが、2016年に再び元の名前である屏東公園となりました。
屏東公園 (旧阿猴神社)へのアクセス(行き方)
屏東駅(台湾鉄道)から徒歩約15程度。
見どころ・感想
屏東公園内には大きな池があり複数の小さな橋が架かっているのが特徴のひとつです。
橋を通って公園の中心部へと進むとかつての参道に出ます。
その先には神橋が綺麗な状態で残っています。
橋の親柱の頭部には擬宝珠が取り付けられています。
神橋を渡った先には現在は陸上競技場がありますが、かつてはこの先に阿猴神社の社殿があったようです。
公園内を散策しているとかつての神社の遺構と思われるものが散見されました。
こちらは灯篭などの台座でしょうか。
こうした公園内に残る神社の遺構と思われるものは文字が消されたり書き直されているものがほとんどです。
こちらは碑文が取り外されているような雰囲気です。
孫文の銅像もありました。
公園内に残る神社の遺構の多くは、戦後、国民党政府によって据え置かれてはいるものの、辛うじてかつてここに神社があったという面影を感じられる場所です。
屏東公園 (旧阿猴神社)の基本情報
屏東公園 (旧阿猴神社)の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 屏東市公園路 |
電話 | +88687320415 |
営業時間 | 24時間 |
おわりに
以上、屏東公園 (旧阿猴神社)についての紹介でした。
屏東へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。