台中にある帝國製糖廠台中営業所について紹介します。
日本統治時代の工場跡をリノベーションした文化施設です。
この記事の概要
帝國製糖廠台中営業所の見どころと感想
帝國製糖廠台中営業所はどんなところ?
帝國製糖廠台中営業所は、日本統治時代の1935年に建設された歴史的建造物です。当初は帝國製糖株式会社の台中工場として設立され、1941年に大日本製糖株式会社に併合され台中製糖所と呼ばれました。
戦後は台湾糖業公司の一部として運営され、1990年代以降、製糖工場の閉鎖に伴い、一帯の大部分の建物が取り壊されましたが、この営業所だけが残されました。その後、2007年に台中市の歴史建築に指定され、2019年に修復が完了し、現在は文化複合施設として一般公開されています。
帝國製糖廠台中営業所へのアクセス(行き方)
台中駅(台湾鉄道)から徒歩約10分。
見どころ・感想
こちらが帝國製糖廠台中営業所です。
建物は、国防色と言われる薄茶色の外壁タイル、幾何学模様の装飾が特徴的なアール・デコ洋式の建築です。
入口脇には狛犬が配置されています。
入口上部に見られるTSCの文字はTaiwan Sugar Corporation(台湾糖業公司)の略で、戦後取り付けられたもののようです。
館内は展示・販売スペースになっています。
こちらは特産品でしょうか。
アイスクリームも売っています。
雑貨などもありました。
こちらは製糖工場の歴史を紹介する年代表。中国語のみですが何となく分かります。
こちらは砂糖の製造工程を紹介するパネルです。
帝國製糖廠台中営業所の基本情報
帝國製糖廠台中営業所の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 台中市東区楽業路30号 |
電話 | +886422112898 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
休み | 月曜日 |
HP | https://nchdb.boch.gov.tw/assets/overview/historicalBuilding/20160425000001 |
おわりに
以上、台中・帝國製糖廠台中営業所についての紹介でした。
台中へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。