東京三大銅像について紹介します。
東京三大銅像とは?
東京三大銅像とは、同時期の十九世紀末に建立された以下の三体の銅像のことを指します。
- 西郷隆盛像
- 大村益次郎像
- 楠木正成像
ひとつずつ見ていきましょう。
西郷隆盛像(上野公園)
住所 | 〒110-0007 東京都台東区上野公園1 |
地図 | https://maps.app.goo.gl/PxMZhDXWZu7JUNao7 |
製作 | 1898年 |
西郷隆盛は幕末から明治初期にかけて活躍した政治家・軍人で、銅像は愛犬のツンと一緒にウサギ狩りに出かけている姿です。
三つの中では最も有名な銅像ではないでしょうか。しかし、他の二人に比べると、製作には少し複雑な事情もあったようです(以下の記事で紹介)。
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大村益次郎像(靖国神社)
住所 | 〒102-0073 東京都千代田区九段北2丁目1 |
地図 | https://maps.app.goo.gl/dKBM4dTMHg6vpPjz5 |
製作 | 1894年 |
大村益次郎は幕末期にかけて活躍した政治家・軍人で、銅像は戊辰戦争の際に江戸城から上野の山に立てこもる彰義隊を見つめている姿だとされています。
この大村益次郎像は上野の西郷隆盛像と視線を合わせているとも言われています。
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楠木正成像(皇居外苑)
住所 | 〒100-0002 東京都千代田区皇居外苑1-1 |
地図 | https://maps.app.goo.gl/ZMdBj1KLYWt7ZLnv9 |
製作 | 1897年 |
楠木正成は、鎌倉末期から南北朝時代にかけて活躍した武将で、銅像は隠岐から戻った後醍醐天皇を出迎える姿です。
体は皇居の方を向きながらも顔はやや伏せ気味にしている姿は、天皇に対する忠誠心の高さが表現されています。
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おわりに
以上、東京三大銅像についての紹介でした。
東京へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。