先日ミャンマーを訪れた際、ヤンゴンからバガンまでバスで移動しました。
この区間のバス移動を考えている方のために、そのときの様子を簡単に振り返ってみたいと思います。
ミャンマーのバスチケットの購入方法など
バスチケットの購入方法についてですが、ミャンマーの一部のバス会社では、事前にネットでチケットの予約ができるようです。H.I.Sなどの日本の旅行会社を通しても手配できるみたいですね。
外国人観光客には、バス設備やサービスが充実しているJJ ExpressやE-Liteというバス会社が人気のようです。当初、これらのバスをネットで予約しようと考えていましたが、直前であったためすでに満席のため予約不可能でした。
そのため今回は、ヤンゴンの旅行会社に直接出向いて事前にチケットを購入しました。バス会社には特にこだわらず希望の時間帯を伝えたところ、BAGAN MINN THAR EXPRESSというバス会社のチケットを発券してくれました。朝8:00出発で夕方18:00到着の便にしました。ヤンゴンからバガンまでは所要約10時間です。
ヤンゴンの長距離バスターミナル
ヤンゴンからバガンをはじめとする北方面へ向かう長距離バスが発着しているのはアウミンガラー・バスセンター(Aung Mingalar Bus Centre)です。
場所は、ヤンゴン国際空港の近くにあります。市内中心部からタクシーで10ドル程度だと思います。渋滞が全くなければ20分程度で着きます。
バスターミナル内は広大なスペースで、バス、車、人でごったがえしています。
乗せていってもらったタクシーの運転手が車を降りてちゃんと目的のバス会社のオフィスまで案内してくれました。
適当なところに降ろされていたら確実に迷子になっていました。タクシーで向かう人は運転手にチケットを見せて案内してもらいましょう。
公共バスなどを使ってバスターミナルまで行こうと考えている人は、自力で目的のバス会社のオフィスを探さないといけないので注意が必要です。かなり迷う可能性があるので時間に余裕をもって行った方がよいと思います。
簡単な食事をする場所や食べ物を買う場所はバスセンターの中にあります。
物売りの女性たちが熱心に商売している姿を多く見かけました。
バス車内の様子や移動中の休憩など
今回利用したバスの中はこのような感じでした。特別、可もなく不可もなくといった感じです。
毛布が一人一枚用意されていますが、バスの中は、エアコンが効き過ぎているので羽織るものがあったほうがよいと思います。東南アジアのバスはどこも一緒ですね。
車内では、設置されたテレビでミャンマーのドラマが放送されていて、皆夢中になって見ていました。
乗客の9割がミャンマー人でした。
途中、サービスエリアのような場所で休憩がありました。
意外にきれいで整備されています。レストランや売店もあります。
ほかにも途中何か所かでトイレ休憩がありました。
こんな場所も。
バガンの新バスターミナル
所要10時間とされていましたが、予定よりも1時間以上早くバガンのバスターミナルに到着しました。
到着するバガンのバスターミナルの正式名称は、Bagan Shwe Pyi Highway Bus Terminalです。
以下が、バスターミナルの場所の地図です。
中心部から離れたニャウンウー空港の近くになります。
このバスターミナルは、シュエズィーゴォン・パヤー(Shwezigon Paya)付近にあった旧バスターミナルから2014年5月に新しく移転された施設になります。移転されたのがまだ比較的最近のため、古いガイドブックなどを使っている人は注意です。
その新バスターミナルからニューバガンやオールドバガンまでは足がないため、客引きのタクシーを使う以外に手段がないと思います。そのためちょっと割高になってしまいますがしょうがないですね。約10ドル程度。所要15分~20分程度です。
バガンからヤンゴンなど各地に出発する際も同様にこのバスターミナルを利用します。
こちらが今回利用したバスの写真です。
以上、ヤンゴン・バガン間のバス移動について注意点などを踏まえまとめてみました。この区間の移動を考えている人は参考にしてみてください。