三重県の伊勢神宮を1泊2日で参拝するモデルコースを紹介します。
実際に私が観光したときの様子をルートや所要時間などと合わせて紹介しているので、参考にしていただければ幸いです。
この記事の概要
伊勢神宮参拝1泊2日のモデルコース
伊勢神宮を参拝する際は、参拝の順序を意識する必要があります。
「外宮先祭」にならい内宮の前に外宮を参拝するのが一般的ですが、このような正しい参拝の順序を意識しながら効率的に回るルートを考えるのは意外に大変です。
そこで、以下、実際に自分が巡ったルートと所要時間の目安をモデルコースとして紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
伊勢市駅出発
- JR参宮線(+徒歩)で二見興玉神社へ(約30分)
二見興玉神社
- 二見興玉神社参拝・見学(約40分)
- JR参宮線(+徒歩)で外宮へ(約35分)
外宮
- 正宮と3つの別宮を参拝(約60分)
式年遷宮記念せんぐう館
- 館内を見学(約45分)
外宮参道
- 参道で買い物や食事をしながら徒歩で月夜見宮へ(約60分)
月夜見宮
- 月夜見宮を参拝(約15分)
伊勢市駅周辺のホテルへ
- 徒歩でホテルへ戻って1日目終了
伊勢市駅出発
- バスで内宮へ(約15分)
内宮
- 正宮と2つの別宮を中心に参拝(約90分)
おはらい町・おかげ横丁
- 食事や買い物をしながら徒歩で猿田彦神社へ(約90分)
猿田彦神社
- 猿田彦神社を参拝(約20分)
- バスで倭姫宮へ(約8分)
倭姫宮
- 倭姫宮を参拝(約30分)
- バスで月読宮へ(約6分)
月読宮
- 月読宮を参拝(約30分)
- バスで伊勢市駅へ(約15分)
伊勢市駅へ
- 伊勢市駅へ戻って2日目終了
今回の旅行ではJR・近鉄伊勢市駅を拠点にして行動します。1日目と2日目の両方で、前後の移動なども考慮して、約5時間ほどの半日で回るコースとなります。
スケジュールはそれほどタイトではないので、時間に余裕のある方はさらに行き先を追加することもできると思います。
1日目に利用するJR参宮線の電車や2日目に利用する三重交通のバスは、運行本数が1時間に1~2本程度しかない路線もあるので、事前に時刻表を確認しておくようにしましょう。
伊勢神宮参拝1日目
二見興玉神社
1日目は、まずは、伊勢市駅からJR参宮線で二見浦駅へと向かいます(約10分)。
二見浦駅からは夫婦岩参道を通り徒歩で二見興玉神社を目指します(約15分)。
二見興玉神社は、夫婦岩やカエルの彫刻・置物が多数あることでも有名な神社で、伊勢神宮参拝の前にここで身を清めるのが古くからの習わしです。
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外宮
徒歩で二見浦駅へと戻り、JR参宮線で伊勢市駅に帰ります(約30分)。
伊勢市駅からは外宮参道を通って外宮へ向かいましょう(約5分)。
外宮は伊勢神宮の2つある正宮の一つで、衣食住、産業の神である豊受大御神が祀られています。
内宮より先に外宮を参拝するのが習わしなので、外宮は1日目のハイライトとなります。正宮と多賀宮、土宮、風宮を参拝しましょう。外宮を回る際の詳しいルートは以下の記事で紹介しています。
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式年遷宮記念せんぐう館
外宮の参拝を終えたら、式年遷宮記念せんぐう館を訪れてみましょう。外宮の入り口となる表参道火除橋のすぐ近くにあります。
せんぐう館は、伊勢神宮の式年遷宮を通して継承されてきた文化や伝統を伝える博物館です。
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外宮参道
外宮から外宮参道を通って伊勢市駅方面へ進みながら、買い物や食事を楽しみましょう。
外宮参道は、伊勢市駅から外宮へと続く参道で飲食店やお土産屋が軒を連ねています。
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月夜見宮
外宮参道もしくは伊勢市駅付近から徒歩で月夜見宮へ向かいます(約5分)。
月夜見宮は、外宮の別宮の一つで、唯一の宮域外に位置しています。ここでは、月夜見尊敬と月夜見荒御魂が祀られています。
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以上で、1日目の日程は終了となります。
伊勢神宮参拝2日目
内宮
2日目は、まずは、伊勢市駅からバスで内宮へ向かいます。
内宮は、全125社からなる伊勢神宮の中でも最高位のお宮で、日本人の総氏神である天照大御神が祀られています。
内宮は伊勢神宮参拝の最大のハイライトとなる場所です。正宮と荒祭宮、風日祈宮を参拝しましょう。内宮を回る際の詳しいルートは以下の記事で紹介しています。
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おはらい町・おかげ横丁
内宮の参拝を終えたら、おはらい町・おかげ横丁を通り、次の目的地である猿田彦神社方面へ向かいながら、買い物や食事を楽しみましょう。
おはらい町・おかげ横丁は、内宮の宇治橋前から北へ続く通りで、飲食店や土産物屋が軒を連ねています。
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猿田彦神社
おはらい町・おかげ横丁を通り徒歩で猿田彦神社に向かいます。
猿田彦神社は、みちひらきの神様である猿田彦大神が祀られています。
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倭姫宮
バス(51系統かCANばすを利用し「猿田彦神社前」→「神宮徴古館前」)で倭姫宮へ向かいます(約8分)。
倭姫宮は、内宮の別宮の一つで、倭姫命が祀られています。
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月読宮
バス(51系統やCANばすを利用し「神宮徴古館前」→「中村町」)で月読宮へ向かいます(約6分)。
月読宮は、内宮の別宮の一つで、月読尊が祀られています。
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月読宮の参拝を終えたら、バス(51系統などを利用し「中村町」→「伊勢市駅前」)で伊勢市駅へ帰ります(約15分)。
以上で、すべての日程が終了です。
おわりに
以上、伊勢神宮を1泊2日で参拝するモデルコースについての紹介でした。
ここで紹介したモデルコースをそのまま巡るのも良いですし、自分なりにアレンジして活用していただければと思います。