カンボジア・シェムリアップにある地雷博物館について紹介します。
戦争が残した地雷の脅威を伝える博物館です。
この記事の概要
シェムリアップの地雷博物館の見どころと感想

シェムリアップの地雷博物館はどんなところ?
シェムリアップの地雷博物館(Cambodia Landmine Museum)は、カンボジアの内戦などで国内に残された地雷や不発弾の問題を伝える博物館です。創設者のアキ・ラー氏は、かつて少年兵として戦争に参加し、その後、地雷除去活動に取り組むようになりました。1990年代に地雷や不発弾の展示を始め、2007年に現在の場所へ移転しました。
館内には、実際に回収され対人地雷や対戦車地雷、不発弾などが数多く展示されており、その仕組みや危険性、カンボジアの戦争の歴史について学ぶことができます。また、地雷被害者の生活や子どもたちへの支援活動についても紹介されており、戦争が終わった後も人々の暮らしに深刻な影響を及ぼし続ける地雷の問題を考えさせられる施設となっています。
シェムリアップの地雷博物館へのアクセス(行き方)
オールドマーケットからタクシーやトゥクトゥクで約40~50分程度。
シェムリアップ中心部からバンテアイスレイへ向かう途中にあるので合わせて訪問するのがおすすめです。
見どころ・感想
この博物館を理解するうえで欠かせないのが、創設者アキ・ラー氏の経歴です。

アキ・ラー氏は幼い頃にクメール・ルージュに徴用され、少年兵として戦争に参加しました。その際、自らの手で地雷を仕掛けたことへの償いの思いから、地雷除去の活動に取り組むようになったといいます。
彼は各地で回収した地雷や不発弾を集め、その危険性を伝えるために展示を始めました。これが現在の地雷博物館の原点です。

こちらは、アキ・ラー氏らが設立した地雷除去団体「Cambodian Self Help Demining(CSHD)」の活動を紹介するコーナーです。

アキ・ラー氏は地雷除去活動を行うなかで、地雷被害者や孤児となった子どもたちを保護し、教育や生活の支援に取り組んでいることなども紹介されています。

館内では解説パネルや写真などとともに、これまでに除去した大量の地雷や兵器が展示されており、かなりインパクトのあるものとなっています。

中庭の池に浮かぶ小屋にも大小さまざまな地雷がぎっしりと収められ、カンボジアに残された地雷問題の深刻さが伝わってきます。

屋外には地雷原の再現展示もありました。

近づいてよく見ると、落ち葉や草木に紛れるように、地雷が地面から顔を出しているのが分かります。

実際の地雷もこのように周囲の風景に溶け込んでいることを想像すると、その恐ろしさを改めて感じさせられます。カンボジアには今もなお地雷が埋められたままの場所が残されており、戦争が終わった後も人々の暮らしを脅かし続けています。
シェムリアップの地雷博物館の基本情報
シェムリアップの地雷博物館の場所の地図は以下の通りです。
| 住所 | 67, Phumi Khna |
| 入場料 | 7USドル(※13歳未満は無料) |
| 営業時間 | 7:30~17:30 |
| HP | https://www.cambodialandminemuseum.org/ |
おわりに
以上、シェムリアップの地雷博物館についての紹介でした。
シェムリアップに行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。
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