東京都中央区にある第一菅原ビルについて紹介します。
昭和初期のモダニズム建築です。
第一菅原ビルの見どころと感想

第一菅原ビルはどんなところ?
第一菅原ビルは、東京・銀座7丁目に位置する歴史的建造物で、1934年(昭和9年)に菅原電気株式会社の本社ビルとして建てられました。
設計を手掛けたのは建築材料学の権威であった吉田享二で、建物には昭和初期のモダニズム建築の特徴が色濃く反映されています。
現在、ビルは1階がうどんの銀座木屋、2・3階が椿屋珈琲店としても活用されていますが、4階以上はいまも菅原電気のオフィスとして使用されています。
第一菅原ビルへのアクセス(行き方)
東京メトロ銀座線、日比谷線、丸の内線銀座駅A2出口から徒歩約8分。
JR新橋駅銀座口から徒歩約10分。
見どころ・感想
外観は茶褐色のタイルで覆われ、特に4階と5階部分にはオリジナルのスクラッチタイルが残り、昭和初期の意匠を感じさせます。

丸窓や階段室を貫く縦長の窓がデザインのアクセントとなり、実用性と美しさを兼ね備えた構造です。最上階には後年増築された部分がありますが、全体のバランスを大きく損なわない形で改修されています。
第一菅原ビルの基本情報
第一菅原ビルの場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目7-11 |
おわりに
以上、第一菅原ビルについての紹介でした。
東京都中央区へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。