今回は、ミャンマーのバガン滞在中、遺跡観光の合間を縫ってツアーでポッパ山に行ってきたときのことを書こうと思います。
ポッパ山とは?
ポッパ山というのはあまり馴染みのない名前かもしれませんが、Wikipediaによると、ポッパ山は次のように説明されています。
ポッパ山(Mount Popa)は、ミャンマーのマンダレー地方域にある玄武岩の火山(標高1518m)で、バガン南東の平原に位置する。 寄生火山の岩頸であるタウン・カラット(標高737m)にはミャンマーの土着信仰であるナッ信仰の総本山があり、多くの参拝客を集める。
タウン・カラッ(Taung Kalat)と呼ばれる岩峰の外観は、まさに天空の城という感じでバガンまで来たらぜひ見てみたいと思っていました。
今回参加したツアーについて
当初、滞在していたニューバガンからポッパ山へはタクシーをチャーターして行こうと思っていましたが、現地の旅行代理店をまわっていたら安いツアーがあったのでそれで行くことにしました。
料金は、一人10ドル程度で、移動に使う車は乗り合いバンです。
このときは自分を含めて4人ほどしか参加者はいませんでしたが料金を上乗せされることもなく車内もゆとりがあり快適でした。
ニューバガンからポッパ山までの時間は1時間半ほどで思っていたよりも早く到着しました。
ツアーの出発時間は午前から午後までけっこう細かく分かれており午前中の早い時間帯に出発すればお昼頃にはニューバガンまで戻って来られます。
ツアーといっても、ガイドなどは特についておらずニューバガンとポッパ山を往復するだけのサービスですが、料金も安くお手軽なツアーでした。
ポッパ山の様子
山頂に向かう麓の様子です。このあたりには土産物屋や食堂などが集まっています。外国人観光客向けの店というよりは現地ミャンマー人向けの店が多かった気がします。
こちらが入り口になります。
上に登っていく途中にも土産物屋がたくさんあります。
階段はけっこう急です。途中、喜捨を求める人たちが大勢いますが全員に渡していてはきりがないので適当に。
食べ物などを持っている場合は猿もたくさんいるので要注意です。
20分~30分ほどかけて登っていきようやく頂上に到着しました。
こちらも頂上の様子です。
電飾された仏像。
本来ならば素晴らしい見晴らしが期待できるのでしょうが、この日は霧がかかって何も見えませんでした。
雨も降っていて足場も悪く、特に見るべきものもなかったので苦労して登ったのにもかかわらず早々に降りることになってしまいました。
車での移動の途中、ポッパ山(タウン・カラッ)の頂上が見られるビューポイントに立ち寄ってもらいましたが、下の写真の通り雲・霧がかかってはっきりと見ることができませんでした。
霧が通り過ぎるのを待ち、かろうじて山頂の様子を撮ることができたのが下の写真です。
ちょうどこのツアー参加日のバガンの午後は、きれいに晴れていたので本当にタイミングが悪かったです。
雨季の場合でも1日中、雨が降り続けることは少ないと思うので、ポッパ山に行く場合は可能な限り天気の状態を計算して行かれるのがよいと思います。
景色が堪能できなかったのは残念ですがツアー自体はよかったです。