ラオス・ビエンチャンにあるパトゥーサイについて紹介します。
ビエンチャン中心部に建つ「ラオス版凱旋門」です。
パトゥーサイの見どころと感想

パトゥーサイはどんなところ?
パトゥーサイは、ビエンチャン中心部のラーンサーン通りに建つ記念建造物です。フランスからの独立をめぐる戦いで犠牲となった人々を追悼するため、1957年から1968年にかけて建設されました。建設が進められた1960年代は、冷戦下でラオス内戦と「秘密戦争」が激化していた時期でもあり、アメリカから空港整備用として提供された資金や資材がパトゥーサイの建設に転用されたという逸話も残っています。
外観はパリの凱旋門を思わせますが、塔や装飾にはラオスの伝統建築や神話に由来する意匠が取り入れられており、西洋建築とラオス文化が融合した独特の姿が特徴です。内部の階段を上ると展望スペースがあり、ラーンサーン通りをはじめとするビエンチャン市街を一望できます。建物周辺には公園も整備され、市民や観光客が集まるビエンチャンの象徴的なスポットとなっています。
パトゥーサイへのアクセス(行き方)
タラートサオから徒歩約10分程度。
ナンプ広場から徒歩約20分程度。
見どころ・感想
まずは正面からパトゥーサイを眺めます。

大きなアーチを中心とした堂々とした姿は凱旋門を思わせますが、上部にはラオスの寺院建築を思わせる塔が並び、西洋とラオスの意匠が組み合わされた独特の外観です。
近づいて見上げると、上部には細かな装飾がびっしりと施されています。

尖塔や植物を思わせる文様、レリーフなどが重なり合い、遠くから眺めたときよりもラオスらしい装飾性の高さがよく分かります。
大きなアーチの下に入り、頭上を見上げると色鮮やかな天井装飾が広がっています。

青緑色を基調とした天井には神話に登場する人物や神々などが描かれ、金色の縁取りとともに華やかな空間をつくり出しています。
パトゥーサイは外から眺めるだけでなく、内部に入って上階へ進むこともできます。

建物の中には階段が続いており、ここから上層部の展示スペースや展望スペースを目指して上っていきます。
途中には広い展示スペースも設けられています。

白い柱が並ぶ室内には写真や解説パネルが展示されており、パトゥーサイそのものだけでなく、ラオスの文化や人々の暮らしなどについても紹介されています。
こちらにはパトゥーサイの歩みをまとめた年表が展示されています。

1957年の建設開始から1960年代の工事、1968年の完成、その後の改修などが写真とともに紹介され、現在の姿になるまでの歴史を知ることができます。
さらに階段を上っていくと、建物上部のテラスへ出ます。

ここでも小さな塔状の建物や細かな装飾を間近に見ることができ、地上から見上げていたパトゥーサイの上層部分をすぐそばから眺められます。
展望スペースからはビエンチャンの街並みが一気に広がります。

すぐ近くにはパトゥーサイ上部の尖塔が見え、その向こうには寺院の屋根や緑の木々、現代的な高層建築まで見渡すことができます。
別の方向に目を向けると、パトゥーサイを中心に整備された公園を上から一望できます。

中央の円形スペースを軸に左右対称に広がる景観がよく分かり、地上から見るのとはまた違った印象です。
さらに反対側には、パトゥーサイからまっすぐ延びるラーンサーン通りが見渡せます。

整然とした公園と広い道路、その先まで続くビエンチャンの街並みを一望でき、最後は首都の中心に立つパトゥーサイならではの眺望を楽しめます。
パトゥーサイの基本情報
パトゥーサイの場所の地図は以下の通りです。
| 住所 | Ave Lane Xang, Vientiane |
| 休み | なし |
| 営業時間 | 8:00~17:00 |
| 入場料(内部および展望台) | 30,000キープ |
おわりに
以上、パトゥーサイについての紹介でした。
ビエンチャンへ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。