兵庫県芦屋市にあるヨドコウ迎賓館について紹介します。
フランク・ロイド・ライト設計による重要文化財の住宅建築です。
ヨドコウ迎賓館の見どころと感想

ヨドコウ迎賓館はどんなところ?
ヨドコウ迎賓館は、兵庫県芦屋市に残る近代住宅建築で、灘の酒造家・山邑家の邸宅として、アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトの設計により1924年(大正13年)に竣工しました。戦後の1947年に淀川製鋼所が購入し、1989年からヨドコウ迎賓館として一般公開されています。
建物は芦屋の斜面地を巧みに活かした構成で、階段状に広がる立体的な造りが特徴です。外観や内装には、大谷石を用いた幾何学的な装飾や、水平線を強調したデザインなどが見られ、ライトの建築思想を実際に体感できます。国の重要文化財にも指定されている見応えのある建物です。
ヨドコウ迎賓館へのアクセス(行き方)
阪急神戸本線芦屋川駅徒歩約10分。
JR神戸線芦屋駅徒歩約15分。
阪神本線芦屋駅より約徒歩20分。
見どころ・感想
正面外観は、大きく張り出した水平ラインの庇と、大谷石を用いた重厚な壁面が印象的です。

粗い質感を持つ大谷石の外壁や柱、窓まわりの装飾は、直線的な構成の中に豊かな陰影を生み出しています。

こちらは玄関と吹き抜けの車寄せです。


車寄せのベランダからは芦屋の街並みと大阪湾が見渡せます。

建物は全体として4階建てでありながら、斜面に沿って段状に配置されているため、どの断面も1階または2階までに収まる構造になっているのが大きな特徴です。

玄関入ってすぐのところにある階段を上がった先の2階に応接室があります。

応接室は、正面に大谷石を用いたマントルピースが据えられ、その左右に窓や柱、造り付けのベンチがほぼ対称に配置された美しい空間になっています。

3階には畳敷きの和室があります。

この和室を含め、建物内のいたるところに植物をモチーフにした飾り銅板が見られました。

また、各部屋の天井際には小窓が多く設けられていたのも印象的で、これらは上部から自然光を取り入れながら、湿気対策も兼ねているようです。


こちらは4階にある食堂です。

食堂は天井が高く、木製の装飾が梁に沿って幾何学的に伸びており、どこか教会を思わせる厳かな雰囲気があります。正面の暖炉まわりも祭壇のようです。

食堂からバルコニーに出られます。3階の屋上と2階の屋上がバルコニーになっており、階段で行き来出来るようになっています。


2階屋上のバルコニーからの眺めも絶景でした。

バルコニー側から見た食堂外観は、台形の屋根に、暖炉につながる大きな煙突が立ち上がり、建物の印象的なアクセントになっています。

ヨドコウ迎賓館の基本情報
ヨドコウ迎賓館の場所の地図は以下の通りです。
| 住所 | 〒659-0096 兵庫県芦屋市山手町3-10 |
| 開館日 | 水・土・日曜日と祝日 |
| 開館時間 | 10:00~16:00 |
| 入館料 | 500円 |
| HP | https://www.yodoko-geihinkan.jp/ |
おわりに
以上、ヨドコウ迎賓館についての紹介でした。
兵庫へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。
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