今回は、愛知県蒲郡市の蒲郡クラシックホテルについて紹介します。
城郭風の外観と竹島を望む景観が圧巻のクラシックホテルです。
この記事の概要
蒲郡クラシックホテルの紹介
ホテルの歴史の紹介
蒲郡クラシックホテルは、愛知県蒲郡市の竹島を望む高台に建つ、昭和初期創業のクラシックホテルです。

前身は1912年創業の料理旅館・常磐館で、現在の本館にあたる蒲郡ホテルは1934年に完成・開業しました。建物の大きな特徴は、入母屋屋根や千鳥破風、塔屋などを取り入れた城郭風の外観です。

一方で、館内は外観とは対照的に、クラシカルな内装や調度品が残され、外観の和風意匠と内部のモダンな趣が組み合わさることで、独特の和洋折衷の魅力を生み出しています。

三河湾や竹島を望む景勝地に建つ立地も、このホテルの大きな魅力です。蒲郡の観光開発とともに歩んできた存在であり、宿泊施設としてだけでなく、この地域の歴史や景観を象徴する建物としても親しまれてきました。

2022年には本館などが国の登録有形文化財に登録され、現在も宿泊や食事を通して歴史ある空間を体感できる、愛知を代表するクラシックホテルのひとつです。
外観・ロビーの紹介
チェックイン時間 15:00~
こちらが蒲郡クラシックホテルの外観になります。

城郭風の外観は、近代建築に和風意匠を重ねる点で、帝冠様式にも通じるものがありますが、1930年代の外国人旅行者を意識した国際観光ホテルとして、海外から見た「日本らしさ」や異国情緒を印象づける役割を担っていたと考えられます。

ロビー・フロントです。

部屋の紹介
こちらが今回宿泊した海側ツインルームの部屋になります(25㎡)。

内装は古風なシティホテルといった趣で比較的シンプルですが、この部屋の最大の特徴は何と言っても三河湾と竹島を望む景色です。

山側の部屋と少し迷いましたがこちらにして正解でした。
ベッドはシングルサイズが2台です。

ベッドの間に各種照明のスイッチとコンセントが2か所あります。

ベッドの向かいにはテーブルと椅子が2脚。

ベッド横にはテレビやデスク兼化粧台などがあります。

テレビはYoutubeなどの動画配信サービスの視聴も可能でした(要アカウント)。

コップ、コーヒー、お茶など。

電子ケトル。

冷蔵庫の中には無料のペットボトルの水が1本入っています。

ホテルのロゴマークが入った椅子がカッコいいです。

部屋のドアを背に入口付近を見るとこのような感じになっています。左手がベッドルーム、正面がトイレ・バスルーム、右手がクローゼットです。

クローゼットです。

ハンガー。

荷物台、使い捨てスリッパ、ブラシ、靴ベラなど。

パジャマは上下セパレートタイプです。

トイレ・バスルーム
トイレ・バスルームになります。

フェイス&ハンドソープ。

シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、固形石鹼、入浴剤。

ヘアブラシ、綿棒、カミソリ、シェービングクリーム。

歯ブラシ。

小さ目のハンドタオル2枚。

ドライヤー。

トイレ。

バスタブ。

バスタオルとハンドタオル。

ホテル内設備・施設の紹介
1階のロビーは重厚な木柱とクラシカルな照明が印象的な空間です。

左右対称に近い構成や直線を基調とした意匠にはアール・デコ様式の趣も感じら、クラシックホテルらしい格式ある雰囲気が漂っています。

エレベーターまわりもレトロな雰囲気です。

こちらのエレベーターの指差盤は開業当時からあるもののようです。

1階ロビーから吹き抜けになった2階部分は、欄干越しにロビーを見下ろせる開放的な空間になっています。

客室のあるフロアはこのような感じです。

2階から3階に上がる階段にある控えめなデザインのステンドグラスも素敵です。

館内には昔のホテルの写真や資料なども展示されていました。


本館車寄せ前をはじめ、ホテル敷地内には、庭園も整備されており、散策を楽しむことも出来ます。

敷地内からは、三河湾に浮かぶ竹島を間近に望むことができ、歴史のある建物だけでなく周囲の景観もこのホテルの大きな魅力となっていることが分かります。

蒲郡クラシックホテルの朝食の紹介
朝食時間 7:30~10:00
朝食はチェックイン時にメニュー(洋食か和食)と時間を指定する形式で、会場は2階のメインダイニングルームになります。

竹島の見える窓際の席に案内していただけました。

天気のいい日にはテラス席を利用することも出来ます。

さて、今回は洋食を選択しました。こちらは、サラダ、ヨーグルト、フルーツ、パンなど。


オムレツ、ソーセージ、ベーコン、野菜など。

蒲郡クラシックホテルの基本情報と立地の紹介
基本情報
| ホテル名 | 蒲郡クラシックホテル |
| 住所 | 〒443-0031 愛知県蒲郡市竹島町15-1 |
| TEL | 0533-68-1111 |
| チェックイン時間 | 15:00(最終21:00) |
| チェックアウト時間 | 10:00 |
ロケーション情報
以下、蒲郡クラシックホテルの場所の地図になります。
ホテルへはJR蒲郡駅から徒歩約20分程度です。タクシーを利用する場合は南口にタクシー乗り場があります。

ホテル敷地入口から本館までは、多少急な坂道を登っていく必要があるので、大きなスーツケースがある場合などは、タクシーを利用した方がいいと思います。


ホテルのすぐ近くには、海辺の文学記念館というホテルの歴史なども紹介している小さな博物館があるので、併せて訪れるのがおすすめです。

飲食店などはホテル周辺にはほとんどない雰囲気でしたが、ホテルから徒歩10分程度の場所にローソンがあり、蒲郡駅前にはアピタがありました。

飲み物は1階ロビーにある売店で購入可能です。

まとめ
以上、蒲郡クラシックホテルについての紹介でした。
建物は、城郭風の外観とアール・デコの趣きを感じられる内部空間のギャップが驚きで、雰囲気は素晴らしかったです。歴史ある建物ながら、館内はきれいに整えられていて、滞在中は快適に過ごせました。客室数29室というこじんまりとしたホテルの規模感もよかったです。
また、三河湾や竹島を望む高台に建っているため、ホテルそのものが周囲の景観と一体化しているように感じられるのも印象的です。建築そのものの魅力だけでなく、美しい眺望もあわせて楽しめる、これぞまさにクラシックホテルと思える滞在でした。
